新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

【アメコミ感想】スパイダーマン:ブランニュー・デイ1

スパイダーマン:ブランニュー・デイ 1 (ShoPro Books)

 

 

あらすじ

『ワン・モア・デイ』事件によってピーター・パーカーの世界は一新された。次々と現れる新たな強敵、非合法のヒーローとして市民からムいけられる敵意・・・・・・しかし、どんな困難が立ちはだかろうと、今日もスパイダーマンは大いなる責任を果たすために立ち向かう!!

 

本書帯より引用

 

概要

 こんちは!Shoindyです!

 シークレット・ウォーズでマーベルユニバース全体の翻訳に一区切りついたこともあり、ずっと買おうと思いつつ中々機会に恵まれなかったスパイダーマンの単独誌「ブランニュー・デイ」を購入することができました。単独誌というと、やはりクロスオーバーには及ばないと考えていたのですが、正直今まで買わなかったことを後悔するくらい面白かったです。スパイダーマン好きは必読でしたね、お恥ずかしいです。

 

物語の背景

 さて、今作の背景にはMCUにもなった一大事件シビル・ウォーが存在しています。コミックスのシビル・ウォーでは、スターク派閥に所属していたスパイダーマンは、登録法に加入する者のアイコンとして、いち早く、かつ大々的に自身の正体を明かしました。しかし、やがてスパイダーマンはスタークのやり方に疑問を感じ始め、キャップ派へと鞍替えします。

 正体を明かしても安全でいられたのは、あくまでスターク派閥に所属し、メイおばさんやMJ共々スタークの保護下に置かれていたからです。結果、ピーターに恨みのあるヴィランの凶弾によりメイおばさんは倒れてしまいます。

 そこで起きたのが『ワン・モア・デイ』事件。メイおばさんを救うためあらゆる手を試し、失敗し続けてきたピーターが最後に行き着いたのは悪魔メフィストの元でした。ピーターはメイおばさんの命+自身の正体と引き換えにMJとの結婚をなかったことにし、かつ生まれてくる未来があった二人の娘の存在を捧げたのでした。こうして独身の今までのスパイダーマン生活に戻ったのが「ブランニュー・デイ」なのです。

 

 

スパイダーマン:ワン・モア・デイ (ShoPro Books)

スパイダーマン:ワン・モア・デイ (ShoPro Books)

 

 

求めていた”スパイダーマン”を感じる事が出来る傑作!

 今作の最大の魅力、それは何といっても”スパイダーマンの物語”であるということです。スパイダーマンの単独誌なんだから当然だろ、という話ではあるのですが、普段クロスオーバーメインで読んでいると忘れてしまいがちな要素だったりします。それに、どうしても難解になりがちなクロスオーバーと違って物語がシンプルであることも魅力であり、改めて「あぁ、アメコミ面白いなぁ」としみじみと感じます。

 さて、ではスパイダーマンの物語とは何を指すのか、具体的に説明していきましょう。

パーカー・ラック

 スパイダーマンといえばやっぱりこれ。不幸のマグネットピーター・パーカーの才能である超不幸体質。クロスオーバーでは点在的に描かれることはなく、デカい一発だったりすることが多いですが(ハウス・オブ・Mの記憶があるなど)、単独誌となると点々と小さな不幸が描かれており。あぁ、これぞスパイダーマンの世界だよなぁ、と感じる事ができます。例えば、メイおばさんの誕生日に暴走車が現れて、そんな時に限って正規のヒーローがいなかったり、そのために蜘蛛糸で隠しておいたバースデーケーキが一時間経たないと剥がれなかったり…正にピーターの物語ですね。

 

日常生活の悩み

 我らが親愛なる隣人が人々に愛された理由ですね。スパイダーマンの一番の魅力はその人間臭さです。ヒーローでありながら、悩み多き青年である事が共感を得て、好かれるのです。ブランニュー・デイで一新された世界ではピーターはメイおばさんと一緒に生活しています。しかしいい加減独り立ちしないといけないと思い悩み、仕事を探すものの雇ってもらえなかったりする共感性の高い悩みがピーターを襲います。

 

初心者にもおススメ!メインストーリーが入り込みやすい!

 さて、そんなスパイダーマンの一新された世界、一新された事も一端を担っており非常に初心者向けの作品となっております。しかし、それだけだは無く、もう一つ、初心者に優しい一面があります。それは、”あのPS4スパイダーマンの元ネタ”という面。

 

【PS4】Marvel's Spider-Man

 

 具体的にはメインストーリーのヴィランがMr.ネガティブである事、メイおばさんがシェルターで働いていること、悪魔の息が登場することなどでしょうか。流石にセーブルはいませんし、コミックスではジャックポッドという正体不明のヒーローが登場しておりますが、それでも非常に入り込みやすいのではないでしょうか。

 

まとめ

 ボリュームも丁度良く、巻数表示もされており、さらには設定が一新されているという正に”誰が読んでも楽しめる”一冊であるブランニュー・デイ。スパイダーマン好きは必読の一冊です!是非一度、手に取ってみてはいかがでしょうか!!

 

 

スパイダーマン:ブランニュー・デイ 1 (ShoPro Books)

スパイダーマン:ブランニュー・デイ 1 (ShoPro Books)

 

 

 

 

【アメコミ感想】シークレット・ウォーズ

シークレット・ウォーズ

 

 

あらすじ

 無限に拡がるマルチバースは、果てしない〈インカージョン〉現象の末、アース-616とアース-1610のわずか二つを残すのみとなった。

 二つの地球が生存を賭けて激突する一方、マルチバースの終焉を招いた〈ビヨンダーズ〉を阻止すべく孤独な戦いを続けてきたDr.ドゥームにも試練の時が迫る。

 マーベルユニバース、アルティメットユニバース、二つの宇宙が終焉を迎えた先に待つ、新たな世界〈バトルワールド〉。この驚異の世界でヒーロー達を待ち受ける運命とは……。

 ジョナサン・ヒックマンが贈る壮大なる叙事詩の最終章にして、マーベル史上屈指のクロスオーバー超大作、ついに登場!

 

本書より引用

 

 

概要

 こんちは!Shoindyです!遂に、遂にここまでやってきました。長きに渡って展開され続けてきたインカージョン現象の行きつく先、その最終地点である「シークレット・ウォーズ」です。前三か月で展開されていた「タイムズ・ランズ・アウト」シリーズの直後からのスタートです。

 前作の展開の詳細はリンクを見ていただきたいと思います。

www.shoindy.com

 

遂に訪れた崩壊。そして…

 さて、前回インカージョン発生の直前で終了しただけあって、今回はインカージョン発生からのスタートです。二つのアースで勃発する戦いは正に総力戦。コロッサスがハルクを投げとばし、サイクロップスは卵になったフェニックスを再び目覚めさせます。しかし、実は今作の主題はそこではありません。この戦いには意味などなく、崩壊は免れません。では、この戦いの主は何なのか?それは両アースのリード・リチャーズが互いに作った”救命艇”にあるのです。

”勝つのではなく、負けないこと”、その為に、アース-616のリードは有能な人物を集め、アース-0616のリード(以降メイカー)はカバルを船に乗せます。しかし、リードの救命艇は破損、子供を含めたF4全員を失います。

 

そして、世界は崩壊を迎えます。

 

 

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Marvel unlimitedより引用

 

そして訪れる、新たな世界「バトルワールド」

 実は、上述した展開はあくまで”プロローグ”です。そう、ここまで引っ張ったインカージョンがプロローグなのです。

 本編はインカージョンの8年後からスタートします。そこには国などなく、大きな大陸を各領主が支配しています。いくつものソーが世界を警備し、壁を隔てた先にはゾンビがはびこります…その世界の名は「バトルワールド」。Dr.ドゥームが”神”であり”皇帝”である世界です。

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Marvel unlimitedより引用

 

インカージョンの直前、ドゥームはあらゆる次元のモレキュールマンを集めて作った爆弾で、全ての元凶「ビヨンダー」を倒して能力を奪いました。そして、その力をもってバラバラになった世界をつなぎ合わせ、一つの世界を作り上げました。ストレンジと共に記憶を捏造し、混乱を防ぎ、新たな神となったのです。また、その際にF4のメンバーも拾っており、ヴァレリア(リードの娘)、フランクリン(息子)、スーザン(妻)はリードの枠(父または夫)をドゥームだったと記憶を改ざんされています。一応混乱を防ぐためとはいえ、個人的な恨みも混ざってそうですよね。そしてシングはゾンビのはびこる世界に作られた壁と混ぜられ、トーチは太陽にされています。だからバトルワールドは太陽が回転している世界。

 

そして、世界は再び戦乱へ

 8年間、世界は実力がモノを言う世界でありながらも、秩序を保っていました。しかし、ソーの一人が”救命艇”を見つけたことで、世界は再び動き始めます。そこから出てきたのは、インカージョンの記憶がある”ヒーロー達”。リードを始めとするヒーローがバトルワールドにやってきたことで、世界を元に戻そうとする動きが動き始めます。もはやカバルであるかどうかや、アースの隔たりすらも超えた勢力と、全てを手にしたドゥームの戦いが幕を開けます。

 ちなみに、救命艇自体は5年後に発見されていたらしいです。ただストレンジは神の作り上げた世界を守るため、開けようとしなかったとのこと(元々開けるのが難解な様子)。なお、救命艇から出てきたのはリード、スパイダーマンキャプテン・マーベル、スターロード(と彼が必死に守り抜いたグルートの小枝)、ブラックパンサーサイクロップス(フェニックス)、ソー(ジェーン)です。一方でメイカーの方にはカバル+間違えて忍び込んだマイルス。

 

 

感想

 正直、シークレット・ウォーズというタイトルや、表紙絵などからももっとインカージョンのバトルがメインと想像していただけあって、バトルワールドでの物語が舞台となっていたのは非常に予想外でした。

 しかし、そんな予想外の状態でありながらも非常に面白く、見ごたえが尋常じゃなかったです。リードvsDr.ドゥームという昔ながらの構図を踏襲しながらも、ドゥームの王としてのカリスマを残し、決してヒーローvsヴィランではないのが素晴らしかったです。SBRのヴァレンタイン大統領的な立場ですね。いや、違うな。正解はドゥームではあるのですが、ドゥームの力をリードが持てればもっと良い方向に導けた、というのが正解ですね。それが面白いんですよ。正義の反対は別の正義ではなく、ほぼ同じ方向っていうのがね。そんなこんなでShoindyは絶賛ドゥームにはまっております。待ち受けもスコッティ・ヤング氏のドゥーム。

 また、シークレット・ウォーズ以降、チャンピオンズなどでマイルス君が世界にいたこともあり、自分の中では混ざり合った世界が残り続けるのだと思ってました。いやー、まさかハンバーガーが原因だったなんて。分かるか。

 

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Marvel unlimitedより引用

 

まとめ

 上述した通り、予想外でありながらも非常に楽しめることが出来た本作、丁度80周年記念で、ファンタスティック・フォーの話題が多かったので、面白さも倍増でした。マベストも今F4なんすよ。もちろん、これで終わりではないので、このままシビル・ウォーⅡなども読める日が来ることが楽しみでしかたがありません。個人的にはチャンピオンズがめっちゃ読みたいんですよね。でもチャンピオンズを出すにはシビルをしてくれないとね。

 

 

 

シークレット・ウォーズ

シークレット・ウォーズ

 

 

 

 

【アメコミ感想】シークレット・インベージョン

シークレット・インベージョン (MARVEL)

 

 

あらすじ

 ニック・フューリー失脚の原因となったシークレット・ウォー、新生アベンジャーズ誕生のきっかけとなった超人専用収容施設ラフトからの集団脱獄、ミュータント人口を激減させたハウス・オブ・M、ヒーロー同士が骨肉の争いを繰り広げたシビル・ウォー、その直後に発生した第二次大戦の生ける伝説キャプテン・アメリカの暗殺事件、そして、死せるエレクトラはスクラルに姿を変えた・・・・・・。

 世界を揺るがせてきた大事件の数々、果たしてそれらの事件に関連はあるのか?あるのならばその黒幕は?その答えが明かさせる時、地球は終焉を迎える・・・・・・。

 「シビル・ウォー」の衝撃が冷めやらぬ中、マーベルユニバースにさらなる激震をもたらした話題作、ついに登場!

 

君は誰を信じる?

 

本書より引用

 

概要

 過去作を紹介するシリーズ、今回ご紹介するのが疑心暗鬼に追い込まれたヒーローを、世界を巧みに描いたクロスオーバー作品「シークレット・インベージョン」です。時間軸としてはシビル・ウォー直後、キャプテン・アメリカが暗殺され、登録法案に賛成しなかったヒーロー達は犯罪者扱いを受けながらも自警団活動をしているというお世辞にも明るいとは言えない情勢の中にあります。

 

脅威は、スクラル

 さて、今回地球を追い詰める存在はスクラル人と呼ばれる存在。そう、「キャプテン・マーベル」で登場した善良な宇宙種族です。

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 MCUではクリー人が悪い種族、スクラル人が良い種族のように描かれていましたが、そもそも、どちらにも”善”や”悪”なんて明確なものは無く、この2種族間はそもそも敵対種族です(詳しくはクリー/スクラル・ウォーで調べてみてください)。MCUにおいてはたまたま”そういう状態”だっただけですね。実際、地球にはクリー人のキャプテン・マーベル(男)がいたことがあったり、クリーとスクラルのハーフのハルクリングがヒーローだったりしますし、現実の戦争や国と同じで、国ではやっかいでも個人では普通です。

 今回はそんなスクラル人がリードの脳をコピーした事で変身能力を強化、アイアンマンのアーマーのセンサーをもってしても判別できなくなる程のクオリティに昇華しているのです。

 

襲い掛かるスクラルの脅威

 賛成派のヒーローがスクラルの遺体を調べている最中(以前の作品のラストでエレクトラの遺体がスクラルに戻ったのを回収したもの)、サベッジランド(南極の中にある原始時代が残る世界)に宇宙船が不時着し、アベンジャーズ(正規)が南極に向かいます。時を同じくして、スパイダーウーマンの密告によりシークレット・アベンジャーズもサベッジランドへ…

 当然のように一触即発になるヒーロー達、戦闘が始まるその瞬間、それは起きます。なんと、宇宙船から…ヒーローが出てきたのです。

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「Marvel Unlimitedより引用」

左側が宇宙船から登場したヒーロー達、よく見ると衣装が古い他(ルークが分かりやすいかもです)、死亡しているはずのキャプテン・アメリカもいます。

 混乱する中、あらそい始めるヒーロー達、次第に、「自分がスクラルなのでは」と思うヒーローすら現れます。

 

 襲い掛かるのはサベッジランドだけではありません、バクスタータワー(F4の家)はネガティブゾーンに閉じ込められ、ヘリキャリアは墜落し、ヒーロー達のありとあらゆるが封じられていくのです。

 

結末は、世界を揺るがす

 しかし、いつまでもやられているわけではありません。リードが強化された変身能力をも暴く手段を見つけ出し、フューリーがシークレット・ウォーリアーズを引き連れて現れ、戦闘は大決戦へもつれ込みます。復活したばかりのソーやジェシカも参戦し、戦闘はかなり大規模に、やがて、ある人物が女王にトドメをさします。それは、ノーマン・オズボーン。かつてのグリーンゴブリンであり、ヴィランで結成されたヒーローチーム「サンダーボルツ」のボスでもあります。

 ノーマンがとどめを刺した事が問題ではなく、問題はそれが世界に中継されていたことでした。これにより英雄はアイアンマンではなく、ノーマンに挿げ替わります。ノーマンがシールドやアベンジャーズなどを指揮権を得るのです。

 

ダーク・アベンジャーズの時代が始まります。

 

まとめ

 シビル・ウォー直後ということで決して明るいばかりの情勢ではないタイミングのクロスオーバーでありながら、ここぞという時に集結するヒーローの姿を見ることが出来るだけでなく、シールドのメンバーの活躍なども楽しめる一作になっています。

 シビル・ウォーの話はほとんどしないのに、キャプテン・アメリカの死だけはヒーローの心に残っているのもクるものがありますよね。

 

 

シークレット・インベージョン (MARVEL)

シークレット・インベージョン (MARVEL)

 

 

 

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【アメコミ感想】アベンジャーズ:タイムズ・ランズ・アウトⅢ

アベンジャーズ:タイム・ランズ・アウト III (MARVEL)

 

 

あらすじ

 なおも続く《インカージョン》現象。地球滅亡のカウントダウンが迫る中、アベンジャーズイルミナティ、シールドの三勢力はついに歩み寄りを見せる。

 新たなインカージョンを利用して、暴走するカバルを排除した彼らの前に、8ヵ月もの探査任務からイエロージャケットが帰還する。

 息も絶え絶えの彼が告げたのは、この危機を招いたとされる《アイボリー・キングス》の真の姿だった。全ての元凶は、多元宇宙を超えたワイルドスペースの支配者、ビヨンダーズなのだと。

 全ての謎が明かされる『タイムズ・ランズ・アウト』三部作の最終巻!

本書より引用

 

 

 概要

 お久しぶりです。Shoindyです!ついに「タイムズ・ランズ・アウト」の第三巻が発売され、見事完結。残るは「シークレット・ウォーズ」を待つのみとなりました。第一巻では対立するヒーロー達の現在が描かれ

 

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第二巻では争いの末に手を取り合ったヒーロー達が描かれました。

 

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そして第三巻。そこには「タイムズ・ランズ・アウト」だけではなく、アベンジャーズ・ワールドから続くありとあらゆるの伏線が回収される極上のストーリーが待ち受けていました!

 

イエロージャケットが語った真実

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 大いなる破壊者”ラブム・アラル”を探していた帰ってきたイエロージャケット(ハンク・ピム)が語った真実は、多元宇宙のさらに外側に存在する”ワイルドスペース”にいるビヨンダーズの存在でした。

 彼らの目的は”実験”としてあらゆる多元宇宙を同時に破壊しようとしており、それこそがインカージョンの正体でした(条件は後述)。そんな3体のビヨンダーズ、どれほどの実力なのかというと、人類を含めた宇宙のあらゆる進化に介入してきた超常的存在であるセレスティアルズをたった1体で蹂躙し(この戦いがあったため、宇宙はあっさり同時消滅させられなかった)、多元宇宙そのものの化身であるリビング・トライビューナルをも殺害しまうほどです。

 圧倒的なまでの相手。正直戦闘になるとかそういう次元を超えている彼らですが、上述したラブム・アラルはそんな彼と戦おうとしていました。

 

ラブム・アラル、その正体

 ヒーローたちが”勝利する事”ではなく、”負けないこと”を指針とし始めたころ、ドクター・ストレンジが遂にラブム・アラルに邂逅します。ブラック・スワン(最初のインカージョンをイルミナティが対処した際に対の相手のユニバースにいた女性、現カバル)たちの指導者であるラブム・アラル。その正体は……なんと「Dr.ドゥーム」でした。

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 作中ずっと何かしらの暗躍を続けていたドゥーム。今作で遂に明かされた彼の行動の始まりは、彼の部下として働いていたモレキュールマンの存在でした。分子を操る能力を持っており、かなり古参のヴィランである彼ですが、ここにきて彼の存在そのものが”ビヨンダーによって作り出された時限爆弾”の役割を担っているという事が明かされました。そもそも、多元宇宙上ではユニバースが異なればそのキャラクターの持っている役割も異なります。馴染みの深いスパイダーマンでいえば、ピーターがスパイダーマンの世界もあれば、グウェンの場合もあるし、マイルスの場合も。同じピーターでも、「スパイダーバース」のようにダメなおっさんになっている場合もあります。そして彼らはそれぞれが別の人物なのです。

スパイダーマン:スパイダーバース (字幕版)

 

しかし、モレキュールマンに関してはそうではありません。彼だけは、どの次元においても単一の意識をもっているのです。そして、彼が死ぬことでインカージョンが発生するというものでした。正に時限爆弾。

 そして、それを知ったDr.ドゥームは、モレキュールマンの指示に従い、別アースの25年前に飛びます。そして、数十億も存在するモレキューマンの殺害を始めるのです。これこそが、インカージョンが順番に発生している理由なのです。

 そしてそれをストレンジに語ったドゥームは、モレキュールマンも含めた三人でビヨンダーに対峙します…

 

遂に動き出すあの男

 そして、ここにきて遂にあの男が動き出します。インカージョンを防ぐため、地球を破壊しようという結論に至ったシーア―を始めとする宇宙の勢力。圧倒的な力を誇示します(それでも、今までの友好を示して2時間の猶予を与えてくれますが)。そんな脅威を前にして、ユニバース内でもトップクラスの天才、リード・リチャーズが口を開きます。

 

 率直に言って、知能では彼に勝てる。ただし私は一つの事しかできない。

 対する彼は、マルチタスクの達人だ。宇宙の破滅という大問題に取り組みながら…別の計画を進めていた。

 圧倒的だよ、彼の能力は

                       リード・リチャーズ

 

その男は、善悪の反転から戻る事が無かった男。その男は、イルミナティにおいても重要な立ち位置を占めていた男。そのヒーローは、今やマーベルの顔となった男。

 

そう…アイアンマンです

 

Superior Iron Man (2014-2015)

 

 ここにきて復活を果たしたアイアンマン。かつて(ニュー・アベンジャーズ:エブリシング・ダイ)建設したソルズ・ハンマー(太陽を囲うように作り上げられたダイソン球、ダイソン球とは恒星を殻のように囲むことで恒星のエネルギーすべてを利用できるという架空の建造物)のエネルギーを以てシーア―帝国艦を一掃するのです。

 

 そして、あの対決が再び

 そして、そんなアイアンマンの前に立ちはだかる男が現れます…スティーブ・ロジャース。彼はかつてアイアンマンが作った補強アーマーに身を包み、再びキャプテン・アメリカとして立ちはだかります。

 何故二人は再び敵対してしまったのか。一つはもちろんイルミナティのこと。今までの記事でも述べたようにスティーブの決して許せない部分。そして、もう一つは、この物語群の始まり(アベンジャーズ・ワールド冒頭)。スタークのアイデアによりアベンジャーズは拡大したものの、実はスタークは既に避けられない悲劇(インカージョン)があることを知っていたこと。スティーブは彼の嘘が許せなかったのです。

 争う2人。2人の背後には、迫りくる最後のインカージョン。アース-1610が…

 

まとめ

 ついに、「タイムズ・ランズ・アウト」が終了し、後は「シークレット・ウォーズ」を待つのみとなりました。今までもかなり面白かった故に、期待も高まるばかりか、今作で伏線のほとんどを回収してくれたので、新鮮な気持ちで見ることもできそうです!果たして、この戦いの行方はっ・・・

 

 

アベンジャーズ:タイム・ランズ・アウト III (MARVEL)

アベンジャーズ:タイム・ランズ・アウト III (MARVEL)

  • 作者: ジョナサン・ヒックマン,ダリボル・タラジック,ステファノ・カセッリ,ケブ・ウォーカー,マイク・デオダード,マイク・メイヒュー,秋友克也
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
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【アメコミ感想】アベンジャーズ:タイムズ・ランズ・アウトⅡ

アベンジャーズ:タイム・ランズ・アウトII (MARVEL)

 

 

あらすじ

 並行世界同士が衝突し、双方が滅びに至る《インカージョン》現象。

 この未曽有の危機を前にしながら、地球を守るべきアベンジャーズは泥沼の内紛状態にあった。

 Mr.ファンタスティックら、イルミナティが独自に解決方法を模索するが、彼らの独断専行を危険視するスティーブ・ロジャースは、シールドを率いて彼らを追う。

 一方、両者と距離を置くサンスポットらは、秘密結社A.I.M.を傘下に収め、その化学力を利用して解決策を模索していた。

 さらに、狂えるタイタン人、サノスが率いるカバルが介入するに至り、インカージョンを巡る状況はさらなる混迷を深めていく……。

 『タイムズ・ランズ・アウト』三部作の第二弾登場!

 

本書より引用

 

概要 

 「タイムズ・ランズ・アウト」シリーズ第二巻の「タイムズ・ランズ・アウトⅡ」です。前巻「タイムズ・ランズ・アウトⅠ」が状況の説明回(日本だからではなく、元々空白の8ヵ月という期間が経過した後であるため)であるならば、今回からはいよいよもって本格的な”シークレット・ウォーズ”への下準備となっています。単品としてでも十分に面白いだけでなく、続編への期待も高まります。

 

前作

www.shoindy.com

 

感情と成すべきこと

 現在、インカージョンが起き続けている最中、ヒーローの勢力が明確に分断されています。ざっくり言うと①アベンジャーズ(シールド)②アベンジャーズA.I.M.)③イルミナティ④カバル。この中で②、③、④はイルミナティを防ぐため行動しており、①はスティーブの私怨込々でイルミナティを追っています。さて、そんな状況がどう動き出すのでしょうか。

 

リード、久々に活躍する

 さて、ヒーローのクセに中々外道なことで知られるMr.ファンタスティックことリード・リチャーズ。今回超活躍するのは彼でした。イルミナティってさ、過去の行いのせいで余計な事しかしないイメージが強いのよね。まず、スティーブに自分の位置を知らせることで、①のアベンジャーズに襲撃させるイルミナティの面々。しかし、全ては計画通りで、その戦いの最中に②のアベンジャーズに①を襲撃させる、①のアベンジャーズの切り札である”別次元のハルク”や”マイティ・アベンジャーズ”など手札を全て使わせる、裏切り者やカバルのリーダーのネイモアを仲間に迎え入れる等戦況の全てを巧みに操ります。

 シビル・ウォーを彷彿とさせる程の非道ぶりでイルミナティを追い詰めるスティーブ(いや本当に、キャップのかっこよさを思い出すと悲しくなるくらい)。彼は追うべき相手が自分よりも圧倒的に天才的であると知ったうえで、軍事力、戦術を駆使して行動するのですが、それでもまだ、リードが上回ったってところですね。

 では、そこまでしてイルミナティがしたかったこと、それは…団結でした。自分達の非を認め、来るべきインカージョンを防いだら罰も受けるという覚悟のもと、ヒーロー達をインカージョンに目を向けさせる事が目的でした…めっちゃヒーロー!!ここら辺は腐ってもヒーローという事が上手く描かれています。

 

ブラックパンサー、その怒り

 さて、そんな顛末を経て再び団結したヒーロー達。まず初めに行ったのは、罪の清算でした。具体的にはカバルの始末ですね。ネイモア以外はブラックオーダーやサノスというヴィラン揃いのため、前作でも紹介した通り殺戮を楽しんでいたのです。

 本来であれば爆弾で始末する前にネイモアだけ脱出する手はずだったこの作戦。しかし、ここでブラックパンサーが動き始めます。ネイモアを、脱出させなかったのです。

 実は、これには深い意味があります。かつて、「インフィニティ」の最中、ネイモアはアトランティスを救うためにサノスにワカンダを襲わせました、さらにワカンダは国からカバルに譲られる運命をたどります。ブラックパンサーとしては、決して許すことが出来ない事柄でした。

 

そして、遂に現れる世界

 そして、残りのアースが2ダースにも満たなくなった頃、遂にあのアースの存在が描かれます。その番号は”アース-1610”。別名アルティメットユニバース。かつて新規読者層を取り込むために生まれた世界。アベンジャーズではなく、アルティメッツが活躍する世界…え、知らない?ではこう言ってみてはいかがでしょう。マイルス・モラレスがスパイダーマンとして活躍する世界。

 

『スパイダーマン:スパイダーバース』【ハズブロ アクションフィギュア】6インチ「ベーシック」ウェーブ1 スパイダーマン(マイルス・モラレス)

 

 そう、映画「スパイダーバース」で活躍したマイルス君が活動しているのはこのアース-1610なのです。もちろん、このアースだってインカージョンが差し迫っています。

 このアースではヴィランのリード・リチャーズ、別名メイカーとフューリーが解決に尽力しています。そんな中、現れたのは……なんと、カバル。そう、ネイモアを含めたカバルは無事に脱出し、アース-1610に迷い込んでいたのです。新たな波乱の予感しかしない(笑)

 

まとめ

 ヒーロー黒い部分をしっかりと描きつつもそれでも"ヒーロー"であることを見事に表した本作。これがまだ3部作の中間であることに驚くばかりか、そもそもこの3部作が前振りでしかないことに驚くばかりです。次作が楽しみで仕方がない!

 

 

アベンジャーズ:タイム・ランズ・アウトII (MARVEL)

アベンジャーズ:タイム・ランズ・アウトII (MARVEL)

  • 作者: ジョナサン・ヒックマン,ステファノ・カセッリ,シモン・クドランスキ,マイク・デオダード,マイク・パーキンス,ケブ・ウォーカー,秋友克也
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アベンジャーズ:タイム・ランズ・アウト I (MARVEL)

アベンジャーズ:タイム・ランズ・アウト I (MARVEL)

  • 作者: ジョナサン・ヒックマン,ジム・チェン,パコ・メディナ,ニック・ブラッドショウ,ダスティン・ウィーバー,ヴァレリオ・スキッチ,ステファノ・カセッリ,ケブ・ウォーカー,マイク・デオダード,秋友克也
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これにてフェイズ3終了!「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」ネタバレ感想!

映画 スパイダーマン ファー・フロム・ホーム ポスター 42x30cm 2019 ファーフロムホーム マーベル アベンジャーズ MARVEL ピーター パーカー トム ホランド サミュエルLジャクソン ゼンデイヤ ジョン ファヴロー

 

スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」(原題 SPIDER-MAN:Far From Home)

 

 

ネタバレ注意!

 

あらすじ

 アイアンマン亡き後の世界。ピーターは科学旅行へとヨーロッパへと赴いていた。そこに現れたのは”別の地球”から現れた”ヒーロー”ミステリオ。スパイダーマンは、彼と、ニック・フューリーと共に新たな戦いに身を投じる。

 

概要

 こんちは!Shoindyです!さて、いよいよ公開となりましたMCU最新作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」。「アベンジャーズ:エンドゲーム」の後、MCUの世界はどう変化したのかと人々が期待する中、新たな物語が展開されました。次フェーズへの気になる伏線や起きた変化の面白さなど、振り返っていきましょう!

 

エンドゲーム後、世界はどう変わったのか

意外にも落ち着いている登場人物たち 

 エンドゲーム本編で、ハルクが再び指パッチンしたことにより、サノスの指パッチンで消滅した人々は帰ってくることが出来ました。

【POP! 】『アベンジャーズ/エンドゲーム』ハルク(ナノ・ガントレット付き版)

しかし、その間に過ぎ去った5年という歳月はそのままになっているため、消滅した人と消滅していない人の間に5年の差が生まれました。今作で初めて、帰ってきた瞬間が描かれましたが、どうやら消えた時そのままで急にぐわっと現れるようで、流石にその瞬間はパニックになっていましたね。また、アメリカの高校生は急激に成長する時期でもあるので、帰ってきたら弟がめっちゃイケメンでデカくなってた、みたいな個人の悩みはあるようです。

 指パッチンが世界共通の認識なのも面白く

「彼は指パッチン組だから未成年よ」

とMJにチクられてCAさんにアルコールを取り上げられるフラッシュが面白かったです。生年月日だけだと成人してますからね。

 

次世代のアイアンマン

 意外にも正常に機能しているMCUの世界。しかし、一方で世界は”次のアイアンマン”を求めるようになりました。当然ですよね、この世界ではもう誰も宇宙人の存在を疑いませんし、いつかまた脅威が迫ってくることを理解していますからね。作中の描写を見る限り、キャップがもういないことなども分かっているようなので、それも含めての”次のアイアンマン”への期待なのでしょう。

 

ラブでコメな展開も

 そんな未来への不安や期待が高まる世界において、我らがピーターは…恋多き少年でした。多感な時期ですもんね。リズのことなんて一切無くなってしまったようで、ピーターはヨーロッパ旅行中になんとかMJといい感じになろうと計画を立てます。

 これ、実はスパイダーマンにおいては非常に重要な要素だったりします。というのも、スパイダーマンが人気を博した理由って、その等身大性にあるんですよ。ヒーローなのに悩んでばっかりで、しかもその悩みが恋だったりと身近なもの。そんな人間臭いヒーローだからこそ、スパイダーマンは愛され、また日本でもヒットした要因であるといわれています。そのため、このMJと仲良くなろうとあがいている姿は非常にスパイダーマンスパイダーマンたらしめている要素なんですね。

 そんなMJ、ピーターが注目するようになって描写が変わったのか”めちゃくちゃ可愛い”。前作「ホームカミング」の時の不思議ちゃん要素が抑え目になり、純粋に旅行を楽しんでいる姿が本当に可愛いです。怖い時や楽しい時のシーンがめちゃくちゃ表情に出ているのが最高でした。ラストのNYスイング旅行のシーンがめちゃくちゃ良かったです。また、上手いな、と感じずにはいられないのが恋のライバル。前作で描かれていた通り、いわゆる”負け組”なピーターとMJ。そんなMJにピーターが恋をしたところで、ライバルなんていないハズなのですが、今回はライバルキャラクターが登場します。彼は”指パッチンで消滅しなかった”ために、今作から同級生になったキャラクターなのです。そのため、前回ではいなかったライバルが登場する事を自然に達成させました。

 

見ごたえたっぷりの戦闘シーン

 さて、そんな世界において登場したヴィランのエレメンタルズと新ヒーローのミステリオ。そこにスパイダーマンが加わった戦闘シーンは本当に見ていて楽しいものでした。

色々なコスチュームで大活躍!

 エレメンタルズとの戦闘では、いつもと違うスパイダーマンの戦闘を楽しむことができます。ヨーロッパの低い建物の中戦い、しかも相手は元素という圧倒的に不利なシチュエーションもそうなのですが、やはり色々な姿での戦闘というのが面白いですね。スーツを持ってこなかったが故の私服+ヴェネチアの仮面姿や、フューリーにもらったブラックスーツなど、見た目にも非常に楽しいものとなっています。

 

ミステリオ、彼は敵か、それとも…

 そして予告編から視聴者を疑問の渦に陥れた存在ミステリオ。

ML [Molten Man] ミステリオ [FFH]

彼は原作ではヴィランとして登場している上、元映画技師としての能力を活かして姿や周囲を自在に変化させ、スパイダーマンを惑わす戦法が主であるため、「PVの映像そのものが幻覚なのではないか?」や「いやいや、この紹介のされ方はヒーローだろう」など、様々な憶測を呼びました。

 さて、ミステリオ…実際は…ヴィランでした。ミステリオことクウェンティン・ベックの正体はスターク・インダストリーズの元社員。シビル・ウォーの冒頭で登場した若きスタークのホログラム。スタークが「ゲロ」と命名し、切り捨てたあの技術を作り上げた男でした。ベックを始めとしたスタークに恨みのある人々が集まり、あらゆる技術を集めて作り上げたのがミステリオだったのです。この点はヴァルチャーを境遇を合わせていますね、スタークの残した黒い部分。

 そんなミステリオ、目的とかは割愛させていただくとして注目してほしいのはその戦闘。正に想像していたミステリオの戦い方そのものなんです!PS4スパイダーマンのミステリオ戦をイメージしていただけると一番しっくりくると思うのですが、現実と幻覚の境目の無くし方が本当に巧いです。ベルリンでのミステリオ戦はミステリオの魅力が100%引き出されています!!

 

エンドクレジットの謎

 さて、今回のエンドクレジットでは、フェイズ4を彷彿させるものが用意されていました。その謎を考察してみましょう。

 今回描かれたのは、劇中登場していたニック・フューリーとマリア・ヒルがスクラル人だったという事。ここで終われば「シークレット・インベージョン」なのでしょうが、そのスクラル人はそう、キャプテン・マーベルで登場した善良なスクラル人タロス。タロスはそのままフューリーに連絡、通信を受けたフューリーがいたのは、宇宙にある巨大な基地だった。というものです。

 さて、ここで一つ仮説。かつて展開されたイベントの中にフューリーの秘密が明かされるストーリーがありました。そのストーリーではヒーロー達の”秘密が暴露され”る中、”実はフューリーは宇宙で地球侵略を試みる異星人から地球を守り続けていた”という事実が発覚します。さて、今回のエンドクレジットでスパイダーマン=ピーター・パーカーということが明かされ」(ヒーローの秘密が暴露され)、宇宙にニック・フューリーがいました

 そのイベントの名前は「オリジナル・シン」

 

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このストーリーでは、その他にもソーの妹の存在が明かされたり、シルクという新たなスパイダートーテムの存在が明かされたりもしています。例えば、今回は嘘だった別のアースの存在がこのイベントで明かされたり(そもそも、なぜベックはピーターの次元をアース-616〈コミックスにおける基本世界の番号〉と思ったのか)、ミュータントの存在が明かされてもおかしくないですよね?という事で、僕はオリジナル・シン展開説を推そうと思います。

 

その他MCU作品に興味のある方はこちら↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

堂々完結!X-MEN最新&最終作「X-MEN:ダーク・フェニックス」感想!ネタバレあり。

【映画 パンフレット】X MEN ダーク フェニックス DARK PHOENIX

 

X-MEN:ダーク・フェニックス」(原題Dark Phoenix)主演 ソフィー・ターナー

 

 

あらすじ

 X-MENのミッション中、宇宙の強大なエネルギーを吸収したジーンは強力になったサイキック能力を暴走させる。ジーンを取り戻そうとするX-MENに立ちはだかるのは、異星人と、他ならぬジーン本人であった…

 

概要

 こんちは!Shoindyです!今回は公開されて間もないX-MENシリーズ最新作「X-MEN:ダーク・フェニックス」の感想をお送り致します!

 ”最後のX-MEN"と銘打って公開された本作。シリーズラストを飾るのはやはりX-MENの歴史において重要な意味を持つジーン・グレイとダーク・フェニックスの物語でした。原作がどんなものかは下記からどうぞ

 


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さて、では最新X-MENはどのようなものだったのか、感想をどうぞ!(ネタバレあります)

 

健在!エフェクトマシマシの戦闘シーンはやっぱり熱かった!!

 まず、第一に素晴らしかったこととしては、見ごたえたっぷりの戦闘シーン。これに尽きます。X-MENシリーズは今までもミュータントの能力の描写が非常に上手く、非常に見ごたえのある戦闘を繰り広げていました。特に、クイックシルバーの高速描写は本当に素晴らしく、高速移動の描写部門では他作品も含み僕の中でナンバー1です。

マーベル レジェンド Marvel Legends 6インチ [Blob] クイックシルバー [青][パケダメージ]

 さて、そんなクイックシルバーの戦闘は…実は、今回は少なめ。というより活躍シーンそのものがかなり少ないです。前作、前々作でかなり活躍の場面が多かったのでバランスを取られたのかもしれないですね。

 クイックシルバーの戦闘シーンこそ少なかったものの、他のキャラクターは大活躍!特に、映えたシーンがあったのはマグニートーナイトクローラーマグニートーは過去作のフューチャーパストなどでもスタジアムを持ち上げたりと磁界王としての能力を発揮していましたが、今作も電車を押しつぶしたり、半径20Mエメ…敵を銃で取り囲んだ一斉射撃などとにかく画面に映える映える。今作はチャールズの過去の罪が明かされてしまうため、人格者としても、能力者としても最高のポジションでした…まぁ、あれよね、いつものX-MENよ。

 そしてナイトクローラー!いやー昔からBAMF(移動)の描写は素晴らしかったのですが、今回は存分に活かした戦闘になっていて本当に良かった(ナイトクローラー好き)!イメージでいえばスパイダーマンとストレンジのvsサノス戦っぽい感じ。狭い電車内での戦いも相俟って見事でした。

マーベル セレクト ナイトクローラー アクション フィギュア

 

 

展開としては…

 さて、そんな素晴らしい戦闘が魅力的な今作ですが…ごめんなさい、厳しいことをいうとかなり微妙でした。上の戦闘の魅力は本音ですよ?全く偽ってはいません。しかし、Xのシリーズの戦闘が楽しめるのって、結局はXのファンだったり、マーベルのファンな訳です。作品としての評価をしてしまうと、微妙と言わざるを得なくなってしまうのです。

 まず、今作は覚醒したダークフェニックスの脅威を描くはずなのですが…異星人(惑星の名前忘れた)がサブのヴィランとして登場しました、まあ、ワールド・ウォー・Zのゾンビの如くなにも考えずに突っ込んでくる彼らがいたからこそ、ヒーローの戦闘シーンが映えたのは分かるのですが(フェニックスは強すぎて戦いにならないため)、それでも、要らないだろ…感が強かったです。

 次に、キャラクターの扱い。上述したとおり、今回は出番が少なかったクイックシルバー。なぜ出番が少なかったのかというと、割と冒頭のvsフェニックスで足場を動かされてコケて怪我して退場。エンディングまで登場しませんでした。バランスを取りたかったのかもしれませんがそれは良くないぜ。納得せんよ。そして、まさかの同じシーンで死亡したミスティーク。

DIAMOND SELECT TOYS Marvel Premier Collection: Mystique Resin Statue

おそらく後述する理由で死亡することになるのですが、歴代シリーズで常に大活躍し続けたキャラクターをこんなにあっさり退場させるのか、と唖然としてしまいました。ちなみに死因は、フェニックスを説得しようとしたところ吹き飛ばされて、その先にあった突起に突き刺さって死亡。戦闘のカケラもありません。どうなの?さらに、今回チョイ役で登場したダズラー。めちゃくちゃコミックに寄せた素晴らしいデザインでの登場でしたが、歌って終わりだったのが残念。メインキャラクターとの会話すらなかった。

 最後に、ビーストとスコットのポジションの違和感これは歴代作品でスコットを1期生にしなかったツケ。今回、ミスティークの死亡を受けたビーストはチャールズに怒りをぶつけます(そもそもジーンの記憶をチャールズが封じており、それがバレたため暴走した)。チャールズが罪を認めなかったことでビーストはマグニートーの元へ向かい、フェニックスを殺害するために動き始めます。さて、恐らくミスティークが死亡したのはこのため、ビーストがマグニートーに助けを求め、共に同じ女性を愛した身として協力体制にするための犠牲。でもですよ、考えてみてください。これ、逆の立場だったらスコットがジーンの記憶を弄ったチャールズに怒りをぶつけます。これにより、怒りの原因がミスティークへの愛ではなく、ジーンへの愛になります。そして、スコットがマグニートーに協力を持ち掛けます。確かに、ミスティークの死亡が不要になるため、マグニートーの協力を得るには新たな要素が必要になりますが(ジェノーシャのシーンでジーンが住民を殺害すれば解決しますね)、そもそもスコットとマグニートーが協力体制になることに違和感が生まれません。

アンキャニィX-MEN:レボリューション (MARVEL)

しかし、作中ではスコットは完全にチャールズの子分。非常に違和感。

 

まとめ

 旧トリロジーでは後半微妙な評価を受けただけあり、今度のラストこそ!と、しかもそれまでは面白かったのでかなり期待していたのですが、なんとも言えない終わり方でした。しかし、戦闘は非常に素晴らしかったのもまた事実!次はMCUに参加するであろうX-MEN、彼らの活躍はまだ終わった訳ではありません!!

 

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X-MEN:ダークフェニックス・サーガ (MARVEL)

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