新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

ブラームスはいるよ…本当だよ?

ザ・ボーイ?人形少年の館?(字幕版)

「ザ・ボーイ〜人形少年の館〜」(原題 The boy) 主演 ローレン・コーハン

 

  とある事情からアメリカからイギリスに逃げて来た女性グレタ。彼女は生活をやり直すための資金としてある老夫婦の住む屋敷のベビーシッターになる。老夫婦の依頼は2人が夫婦旅行に行っている間、2人の溺愛する息子ブラームスの世話をすること、しかし、当のブラームスを目にしたグレタは衝撃を受ける。なんとブラームス人形だったのだ。

  はじめこそ夫婦の冗談かと思ったグレタ、しかし夫婦はブラームスが生きているかのように接している。グレタは気味が悪いと思いつつ、ベビーシッターの仕事を引き受ける。

  夫婦が旅行に行ってすぐ、グレタは自分の時間を過ごし始める、当然だ、夫婦にとっては人形は大切な息子かもしれないがグレタにとってはただの人形、読み聞かせや食事なんてするわけが無い。しかしやがて、グレタの周りに異変が起き始める、突然消える人形や謎の物音…やがてグレタと日用品を届けに来てくれていたマルコムの2人は屋敷の大いなる秘密に巻き込まれてゆく…

 

  サスペンスホラー作品「ザ・ボーイ」です。ホラー作品において王道っちゃあ王道の人形が怖い系のホラー、映画だとチャッキーなどが有名ですし、フィクションじゃなければ日本人形が呪われてたりしますよね。そして今作で新たに仲間入りした人形ブラームス君、怖いですねー、単品でも怖いですがこれを老夫婦が溺愛してるってのがまた怖い。ちなみに、今作の怖いは命の危機系怖いではなくメンタルの危機系怖いですので、こいつが走って襲ってくるような事はありません。というかブラームス君はシャイなので瞬間移動するにしてもグレタやマルコムが見ていない時に移動します。日本人形ですら髪の毛伸ばしたり泣いたりするのに、移動しかしないので割と大人しいですよね。あ、あと電話もかけてくるか。

 

  今作は結構サスペンス面にも力が入っています。まずひとつはブラームス君の過去ですよね。人形を老夫婦が人間のように接している時点で予想はつくかと思いますが、ブラームスというのは老夫婦の遺児の名前。なぜブラームスは亡くなってしまったのか、そこが徐々に明かされるようになります。しかぁし!サスペンスな部分はそれだけじゃあ無いんですっ!真のサスペンス要素…中々にぞわぞわさせてくれるこの要素こそが本作の根幹であり見どころなのです!しかぁし!(二回目)この要素を語るわけにはいかないのです…ひっじょ〜に辛いですが、これは是非見ていただきたい!ちょこっとヒントを出させていただくと、グレタは結構理解力のある女性です。超常現象などを目の当たりにした時、彼女は目を逸らすのではなく、受け入れます。だがこれこそが罠なのです!いやだってさ、あんな作りだと疑わないじゃん?普通。

 

  背筋の凍るホラーと目が醒めるようなサスペンス、夜も長くなってきました、是非お試しを。