新米の一歩目

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次元の壁を超えろ

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クローバーフィールド パラドックス」(原題 The Cloverfield Paradox) 出演 デヴィッド・オイェロウォ

 

  世界は資源を失う一方だった。日に日に試験が失われてゆくことで起きることといえばただ一つ、戦争だ。争いが激化する中、人々は宇宙に希望を持っていた。宇宙ステーションのシェパードに集まった様々な国籍の科学者たちは愛する地球のために新たなエネルギーを探していた。ヴォルコフ、キール、ハミルトン、モンク、タム、シュミット…8人の優秀なメンバーたちだ。しかし実験中、事件は起きる。実験の失敗が原因で、ステーション自体がどこかへ飛ばされたのだ。地球の見当たらない何処か。しかしそれがどこか分かるより先に、8人の身…ステーションは次々と不可解な状況に巻き込まれてゆく。やがて科学者たちは知ることになる、自分たちが別の次元へと飛ばされた事に…

 

  NetflixオリジナルのSFホラー作品「クローバーフィールド パラドックス」です。まさか次はSFと行った翌日にSFが来てくれるとは思いませんでした。

  今作はタイトルから分かる通りクローバーフィールドシリーズの最新作。第3作目です。しかしクローバーフィールドは"クローバーフィールド・ユニバース"として世界観を共有しているだけのアメコミ方式なので、過去作を見ていなくても問題ありません。僕も2は観てない。

 

  さて、今作で起きるのはパラドックスによる崩壊と混乱です。その混乱部分を見事にホラーに落とし込んでいます。最初は普通のSFじゃんとか思ったんですけどね、全然ホラーしていた。パラドックス…要は矛盾が起きた時に発生する異常現象であるこの事象。例えば、マーベル・コミックスで起きたイベント"インカージョン"(インフィニティ感想記事参照)はそれぞれのユニバースの距離が近づいてぶつかりあってユニバースごと消え去るイベントでした。ジョジョ7部の大統領の能力、D4Cで隣の世界の自分と出会うと崩壊するのもパラドックスです。でもパラドックスは次元のものより、タイム・パラドックスの方が有名かもしれないですね、ドラちゃんとかよく言ってる。ドクも言ってましたね。

  これらの作品などはパラドックスの発生によって起きる"破壊"がメインに描かれていますが、上記したように今作はパラドックスによる"混乱"がメインです。その混乱というのが、なんとも…うーん、分かりやすく言うとSAN値下がる系です。例えば、眼球が突然明後日を向いたり、腕が壁に飲み込まれたと思ったら腕だけ別行動していたりですね。その奇妙さ、不気味さは結構背筋が凍って見応えがあります。

 

  また、是非注目していただきたいのが作中の未来アイテム。別にストーリーにおいてはそこまで重要なものではないのですが、未来アイテムのデザインや機能がいちいちカッコイイです。スタイリッシュな宇宙服や、デバイスを差し込むと形を変えるグルーガンなど、細かなアイテムなどにもこだわりを感じる一本でした!

 

 

ちなみに、なんでクローバーフィールドユニバースなのかは、最後にわかりますよ