新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

僕すら知らなかった僕の秘密

エージェント・ウルトラ(字幕版)

エージェント・ウルトラ」(原題 American Ultra) 主演 ジェシー・アイゼンバーグ

 

  田舎町に住むさえない青年マイク。町を出ようとすればパニックを発作し、仕事はコンビニバイト、さらに記憶喪失しており昔のことは覚えてもいない。マイクにとって唯一の救いは最高の彼女フィービーがいることだけだった。

  そんなある夜、店番をしていると女性客がマイクに向かって謎の言葉を連発する。"戦車は進む"とかそんな感じだ。その場では何も起きなかったが、女性が去ったあと、変化が起きた。自分の車を荒らそうとしていた男たちを瞬く間に倒し、殺してしまったのだ。実は、マイクの正体はCIAが極秘で行なっていたマインド・コントロールによって作り上げられたスーパーエージェントだったのだ。女性の放った言葉はマイクの戦闘本能を取り戻すための暗号だった。そして、車上荒らしもマイクを消すために送り込まれた刺客だったのだ。

  次々と襲いかかってくる刺客を前に、マイクとフィービーは生き残れるのだろうか。

 

  アクション映画「エージェント・ウルトラ」です。主演がジェシー・アイゼンバーグということもありコメディ感強めかと思ったら結構がっつりアクションで楽しむことができました。

  本作でモデルになっているのはMKウルトラ計画という実際にCIAが秘密裏に行なっていたマインド・コントロール作戦。そこから"冴えない男が実はマインド・コントロールによって作られたスーパーソルジャーだったら?"という風に広げられたんですね。

  

  突然自分が超強いと知らされたらどうなるでしょうか?コスチュームを着て自警活動を開始する?戦闘を活かせる職につく?主人公のマイクは…弱気な青年のままでした。弱気だけど、強い、そしてフィービーが大好きなままでした。なんかこれって良いですね。急に頼りになる男になるのではなく、冴えないまま戦い続けるのが見ていて面白いです。

  それに、どんどん"タフガイ"と呼ばれるマイクのように戦闘能力を高められた刺客が増えてゆき、日常から離れていく中で変わらないという事の安心感、そんな非日常の中にあってもマイクの目標はフィービーにプロポーズすることというのがまた特徴的で、ちょっとしょうもなくて面白いです。

 

  そして今作は見所であるアクションが面白い!銃を撃ちまくるだけではなく、周辺にある日用品をうまく活かした戦闘が非常に見応えたっぷりなものとなっています。例えば、ホームセンターにある鉄製のチリトリで敵を突き刺したり、フライパンに弾を当てて跳弾で敵を倒したりですね。工夫された戦闘が非常に面白いです。

 

  グロテスクなシーンも多めですがアクションとして非常に楽しめる作品です!