新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

夢の中の奴らは突然やってきた。

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「エクスティンクション 地球奪還」(原題 EXTINCTION) 主演 マイケル・ペーニャ

 

  平凡なサラリーマンピーター。彼には悩みがあった。それは毎晩見る悪夢だ。悪夢にうなされては目がさめる毎日。妻アリスも2人の娘のハンナとルーシーも心配している。悪夢は次第に酷くなってゆき、白昼夢まで見るようになった。そのせいで家族と約束していた予定もすっぽかしてしまった。

  見る夢はいつも同じだった。時間軸や場所は毎回違うが同じ夢だ。それは空から何か巨大な物が襲来する夢だ。人々はその巨大な何かに対抗できず、蹂躙されるのだ。時には娘が妻の亡骸の横で泣き叫んでいる時もあった。

  こんな夢を見ていたところで誰も何も信じるはずがない…ピーターが頑なに病院を行かないのもこれが理由だった。

 

  しかし、やがてその時は来た。夢が…現実として襲いかかって来たのだ。圧倒的な力で人々に襲いかかる"それ"は猛威を振るった。ピーターは家族を連れ、夢を頼りに"工場"へと向かう。そこなら、きっと安全だ。しかし、そんなピーターに衝撃の事実が襲いかかる。

 

 

後半は一味違う

  NetflixオリジナルのSF作品「エクスティンクション」です。突如襲いかかる敵に必死に足掻く家族の物語を描きます。

  正直、見始める前はNetflixに乱立しているSFさくひの一つだと思っていました。冴えない男が家族のために立ち上がる的な奴ですね。

  事実、作品の前半はその通りでした。やばい奴に思われかけていたピーターが危機をきっかけに輝く作品でした。

  しかし、後半に突入してから、この作品の根幹は大きく揺るぐ事になります。ピーターの見ていた夢の正体、襲撃者の将来が明かされると、あらゆる事柄の意味が変貌してゆくのです。たしかに、今までない作品かと言われればそんな事はありません。しかし、作り方が上手く、しっかりと衝撃的な展開になっています。

 

せっかくなら続編を

  残念な点として、この作品はどう見ても未完結です。ピーターらが最悪の状況から抜け出すところまでしか描かれていません。闘争中に交流した"襲撃者"のうちの1人がピーターに影響を受けたのは間違いないので、それがどう作用してゆくのかが一切描かれていないのです。具体的には、最後は

「さぁ、反撃の時だ」

的な終わり方なのです。しかし、ピーターは襲撃者の正体を知ってしまっています。それ故に、彼は襲撃者との友好の架け橋にもなり得るのです。

  多分、作品的には「衝撃の真実」を描きたかったのでこれで終わりが正しいのだと思います。ぶっちゃけ、次からは普通の設定になってしまうので。しかし、作りが非常に上手かったので、是非とも描いて欲しいのです。

続編、待ってます。