新米の一歩目

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Netflixオリジナルドラマ 「アンという名の少女」 シーズン2 第1話感想

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「アンという名の少女」(原題 ANNE with an E) 主演 アミーベス・マクナルティ

 

2-1「青春は希望の季節」

 

  少女が森を駆け回っている。水の中に落ちても、服が汚れても気にならないようだ。少女の名前はアン。グリーン・ゲイブルズに住む活発な子だ。

  自分たちの金を奪った相手とは知らずにネイトとダンロップに部屋を貸してからいくらかの日が経ったようで、カスバート家の面々も6人での生活にすっかり慣れていた。特にアンはネイトに興味があるようで、彼が研究している地質学について話を聞きたがった。ネイトは少し意地悪だったが、それでも魅力的で、優しかった。

 

  アンがネイトに借りた本を夢中になって読んだり、お手伝いで雇っているジェリーに文字の読み書きを教えたりしている頃、ネイトは掘った研究用の穴の横にいた。

  バリーという男が通りかかるタイミングを見計らって、急に暴れ始める。バリーはネイトの様子に心配し、ネイトの話を聞き始めた。

「金が出たんだ…だが、これがバレたら土地を奪われてしまう」

  ちょっと言いづらそうにそう伝え、ネイトは去っていった。その口に不敵な笑みを浮かべて…

 

  マシュー、マリラ、アンは3人で海岸へと向かっていた。マシューとマリラからすればかなり久しぶりだ。アンは一目散に海に入り、マシューもそれに続く。

  翌日、アンはまたネイトの部屋に入っていた。借りた本の"金の章"に何度も読んだ形跡がある事をいつものマシンガントークで話していると、ネイトに怒られてしまった。今、悩んでいるから放っておいてくれと。

  ネイトはアンを危険視していた。いつかバレるのではないかと。

 

   ジュリーが小屋で1人、アルファベットの勉強をしていると、ネイトが現れた。ジュリーは彼が悪人であるように思えて仕方なかったが、はっきりと理由を見つけられずにいた。そのネイトは、ジェリーが自分達を覚えていない事を確信できた。

 

  夜、ネイトは再び罠を張り巡らせた。金の話をダンロップと話しているふりをして、階上のアンに聞かせたのだ。

  翌朝、リンド夫人にダンロップと焼いたスコーンを届けに行ったアン。リンドはアンの様子がおかしいことに気づき、アンから秘密を聞き出した。

  その晩にはアヴォンリーの人が集められ、皆がその事を知ることになってしまった。ネイトは全員の前で金があったという証明書を見せ、人々を信じさせる。

 

「我々はどうすれば…?」

  ネイトが提案したものはこうだ。各土地毎に150ドルで調査を請け負うと。

  ダンロップは人々を上手く誘導した。ネイトに、会社を辞めてアヴォンリーに賭けてみろよ、と挑発した。

  それによって、人々は盛り上がり、ネイトとダンロップの思惑通りになってしまった。

 

 しかし、ここで一つ不測の事態が起きた。ネイトやマリラなどが帰って来る前に家に返されたアンは、ネイトの部屋に忍び込んでいた。そこで目にしたのは、地質の研究を依頼していたというニューヨーク市のマークを偽造する機材だった。

  家に帰ったネイトは置きっ放しになっていた偽造器具をみて、何かを察し、じっくりと観察する。そこには、赤毛が一本刺さっていた…

 

 

  はい、と言うわけで、ミルドレッドと同時進行でお送りします「アンという名の少女」です。

  前回のラストでジュリーから金を奪った2人の男(ネイトとダンロップ)が順当に敵として活動していました。メインはネイトのようで、ダンロップは正直ふつうにカスバート家と生活していましたね。ネイトみたいにダークな面を見せるわけでも無しに。

  今話では表現として良かった点が2つ。1つはギルバート。船の上で働くギルバート、今のところメインストーリーに絡む事はないので特に書きませんでしたが、アンが水平線を眺めるとギルバートも眺め、アンが歌うとギルバートも歌いとアンの行動にリンクして描かれていました。

  そしてもう一つがネイト。  アンがネイトと会話すると、時折アンの孤児院時代の辛い記憶がフラッシュバックしました。アン本人がネイトにどう思っているかではなく、本能がネイトの危険性を訴えかけているという事なのでしょうが、それを孤児院の記憶で描くのは巧みですね。