新米の一歩目

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アンという名の少女 シーズン2 第4話感想

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2-4「かなえられぬ希望の痛ましい焦り」

 

 

  野原を駆ける少女たち。いつものように空想の世界や詩の内容を再現して遊んでいる。

  すると、バリー夫人がやってきてダイアナを叱りつけ、連れて行ってしまう。今は街を通して自重の雰囲気が満ちていた。ロマンスは不要なのだ。マシューやマリラも長いこと教会にすら顔を出していない。

 バリー夫人のイライラも当然といえば当然だった。バリー氏は散財して以来すっかり開き直り、夫人に当たっていたのだ。手こそ出さないものの、その嫌味は留まることを知らない。

  バリー夫人は娘を花嫁学校に通わせられなくなる事を危惧し、自らマナーを教え始める。

 

  一方3人の生活に戻ったカスバート家にはジェニーという人物(かつて街であってアンの服を見繕ってくれた女性、マシューの同級生)から時々手紙が届いていた。マシューは消してそれを開けなかったが、アンは我慢できなくなり開けてしまう。

  アンはジェニーのマシューを慕っている手紙の内容や、学校に通っていた時代ともに通学していた話を聞きロマンスを感じた。アンはマシューに黙ってジェニーに手紙を書き始める。

 

  「金は?お前の土地から出るんだろ?」

バッシュとギルバートはまだトリニダードにいた。アンの話も"一応"話半分に聞いているらしい。

 

  

 ある夜のこと。マシューはマリラに言われ、届いた手紙を開けてみることにした。今朝の手紙だ。そこには

「あなたの問いに答えます」

そう書かれていた。一方的な手紙だとすれば決して書かれない文章。マシューはアンの部屋へ入り、手紙の痕跡を見つけた。

  これには流石にマシューも怒った。決して表面的には怒らなかったが、アンに対してハッキリと"間違っている行為だ"と伝えた。普段怒らないマシューだからこそ、この言葉はアンに深く突き刺さった。怒られたことより、マシューからの愛を失ったと感じたことがきつかった。

 

  思わず基地に逃げ込んだアン。遣る瀬無い思いが襲いかかる。アンはその場で、マシューへ手紙を書き始めた。

 

「もう…仲良くなれないの?」

おねしょをしてしまったミニー・メイをダイアナが叱りつけていたとき、バリー夫人の前でミニー・メイが発した言葉だった。お金がなくなったことと、マナー教室を始めたことで、家族間は明らかに不仲になっていた。バリー夫人はミニー・メイのその言葉で目を覚まし、バリー氏と話し合おうとした。

  何も相談してくれなかった、相談してくれれば、きっと同じ結果だっただろうけど、一緒に悔やめたのに…バリー夫人は決してバリー氏に呆れても、怒ってもいないのだ。ただ、共に歩みたかったのだ。

  本音を打ち明けたことで、4人は再び家族としての絆を取り戻せた。

 

  アンは手紙をマシューの前で読み上げだ

「あなたは感情表現が苦手ですが、私は得意です。リンドさんから、あなたはマイケルの死をきっかけに学校へ通えなくなったとー」

そこまで伝えたところで、マシューに止められる。

「気持ちは分かったが…やはり間違っている」

 

  バッシュとギルバートが歩いていると、女性の叫び声が聞こえた。陣痛に苦しんでいる。売春宿を追い出されたらしい。ギルバートは逃げ去る女性を追いかけた。女性の家屋らしき所まで追いかけると、既に破水していた。ギルバートはバッシュと共にお産を手伝う事を決意した。助けを呼ぶ時間などないのだ。

  女性は初め、白人のギルバートを近づける事を拒んだが、説得し、お産に取り掛かった。初めての体験だったが、なんとかうまくいった。新しい命が産まれた。

 

  アンはもうどうすればいいのか分からなくなり、マリラに相談した。

 

  マシューはジェニーに会いに行っていた。せめてアンのことを謝らねばと。ジェニーもまた、マシューの手紙から感じる彼らしくない感じがアンと知り、納得したようだった。

  帰ってきたマシューにアンが近づく。

「ごめんなさい…私、マシューに愛する人といて欲しくて」

  それは、マシューが待っていたシンプルな謝罪だった。

 

バリー家の災難は意外なことに1話で完結しました。そして初?じゃないですかね、マシューおこです。アンを何も分かっていない子ども扱いしていないからこその穏やかな説教でした。アンにも効いたみたいですね。今回の余計なことに首を突っ込む感じは子どもらしさも出ていて素晴らしかったです。