新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

ミルドレッドの魔女学校 シーズン2 最終話感想

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2-13「全てがこおる前に」

 

 

  「あなたは偉大な魔女の血を引いているのよ」

ミルドレッドに語りかけるミラベル。ちょうど帰ってきたエセルは驚愕し、ミルドレッドは落ち込みを忘れて興奮している。シビルとエスメラルダもやってきた。シビルはミルドレッドを祝ってくれた。

  「さて、石を戻す方法だけれど。それには一族が大きな代償を払う必要があるわ」

 

 私たちのいる洞窟に氷が迫ってきた頃には、もう遅かった。どんなに魔力を注いでも礎の石は満足しなかった。石は、一つの家系の12世代分の魔力を求めていたの。あなたは13代目ね。ねえ、お願い、もう同じ過ちは繰り返さないで。

 

そう言ってミラベルは姿を消した。その頃にはモールド先生もやってきていた。手には、粉々な氷になってしまった礎の石があった。

 

「あなた!学校の近くに住んだら!?」

ミルドレッドのママが外でランチを取ろうとしていたら、小さな自分がやってきた。信じられないが、ミルドレッドに何かがあったらしい。向かわなければ。

 

 「もうダメです、生徒にも知る権利がある」

凍り付いた魔法薬室の中でハードブルームはカックルに真実を話すよう促していた。初めこそはハードブルームのジョークだと笑っていたが、カックルもやがて諦めた。

  2人が隠していたのは氷の正体だ。この氷は、魔力を凍らせる特殊な氷。そして、魔女は血の中に魔力が凍っている。

  その話を待っていたかのように、直後、フェリシティが凍り付いた。ハロウィンの返信で魔力残量が減っていたから、いち早く凍ったのだ。

 

  「石はもう砕けた!だから逃げた方がいいわ、中にはもう誰もいないから大丈夫よ。」

モールド先生が説得し、ハロウ姉妹とミルドレッドを連れて外に出る。

 

   一方凍り付いた部屋では、モードが魔力が凝縮された小瓶を見つけていた。ここに今いる人全ての魔力を集めれば、1人だけ外に出せる。生徒を出すべきだろうけど、今は解決のため、ハードブルーム先生を出そう。皆は魔力を集め、ハードブルーム先生を送り出した。そしてカックルを残し、凍り付いた。

 

  ミルドレッドはまだ渋っていた。諦めてしまうみたいで、なんか嫌だ。せっかく魔女って分かったのに。それにエセルの話では礎の石を壊した魔女を受け入れてくれる学校なんて無いらしい。

  しかしモールド先生もミルドレッドを逃がすため粘っていた。

「受け入れてくれるところならある。全く新しい魔女の会よ。魔女法典に縛られない会があるの」

  エスメラルダ曰く、そんな会を作る事は不可能なハズらしいが、今は信じるしかない…

 

「待って!」

諦めかけたミルドレッドの背後から、ハードブルームの声が聞こえた。思わず振り向く。

「中にまだ魔女がいます!」

 

 ミルドレッドはまだ頑張ろうと決意した。モールドがまだ粘るが、そんなモールドにハードブルームが言い放つ。

アミュレットの校長もあなたの事を知らないらしいのですが、どういう事でしょう?…あなたは嘘つきね、きっと、他にも嘘をついているのでは?」

モールドの持っていた粉々の礎の石は粉末塗料だった。そして、本物は隠したという。絶対に見つからない場所らしい。

「きっと時間的に、まだ塔の中にあるはずよ!」

エセルが推理する。

途端、モールド先生が校内に走り始め、ミルドレッドがそれを追いかける。

 

  モールドに追いついたミルドレッド。モールドはミルドレッドに魔女の会について語り始める。

「魔女の会は本当よ、きっとあなたも気にいる」

 「魔女法典に縛られないなんてありえない!…

あれ、ここって」

ミルドレッドはモールド先生の目的に気づいてしまった。2人がいたのは校長室の、ある絵の前だった。そう、アガサが封印されている絵の前だったのだ。モールドの目的は初めからアガサだったのだ。だから法典に縛られないのだ。

  ミルドレッドはいかにモールド先生を慕っていたかを語った、モールド先生が芸術の良さを教えてくれた。自信を与えてくれた。先生はいい先生だよ…。

  モールドの心が揺らぐが、直後ミルドレッド が凍り付いてしまい、モールドは絵を持って走り去ってしまう。

 

  礎の石の前にはハロウ姉妹とハードブルームがやってきていた。

「歩くのは嫌いだわ…でも、慣れないとね」

 ハードブルームは自信を犠牲にするつもりだった。しかしエセルがそれを邪魔する。

「私がやるべきだわ」

だが、結局そのどちらも叶わなかった。4人とも凍り付いてしまった。

 

  「あぁ、ミルドレッドっ!」

凍り付いたミルドレッドの前にはミルドレッドの母親がやってきていた。

  ミルドレッドのママがミルドレッドに抱きつくと、ミルドレッドは見事に復活した。氷は魔力を持たないものに弱いらしい。

 

  「さぁ、ここで待ちましょう。学校中の魔力が凍れば、あなたは出られる。そしたらすぐに逃げるの」

モールドは門の近くに絵を置いてアガサの復活を待っていた。しかし、待っている間どうにもミルドレッドの声が頭の中に響く。

 

  「石よ、私の魔法を捧げる。12世代分の魔力も共にあるわ」

   礎の石に魔力を捧げているのは、ミルドレッドだった。魔力がどんどん石に集まって行き、凍った学校が元に戻って行く。

  復活したハードブルームとハロウ姉妹がミルドレッドを止めようとする。しかしもう遅い。

「ごめんね」

ミルドレッドがその魔力全てを注ぎ込むー寸前、彼女の前にモールド先生が現れた。

「ミルドレッド、ありがとう」

モールドはそう言って礎の石に命じる

「石よ、吸うべきは彼女の魔力ではない。彼女に魔力を返し、私の魔力を奪いたまえ」

 

  石はモールド先生の魔力を吸い取った。彼女から魔力は失われ、学校に平和が戻った。

 モールド先生は魔力を失われたから、長老の罰も多少は軽くなるだろう。それに、モールドはもっと大切なものを得られた。後ろには、自分に感謝してくれている小さな魔女がいる。

 

  魔女たちはハロウィンを祝う。今年はママも参加している。皆が笑顔だ。

 

 

   さて、これにてミルドレッドの魔女学校最終話です。新入生が登場し、ミルドレッドの家系も判明、盛りだくさんのシーズン2でした。

  さて、今作で実はかなり大活躍していたのがミルドレッドのエセルに対する態度。書く必要が無いので書きませんでしたが、ミルドレッドはエセルの嫌味に対してかなりあっさりと流しています。凹んだり、言い返したりせず、普通に友人として接し続けていたのです。これがかなり良い方向に働いており、エセルの嫌さを活かしつつ、作品全体は明るいままに仕上がっておりました。素晴らしい。

  正直微妙だったのは2点。まずは一年生組。微妙というか、もっと活かして欲しかったです。結局最後まで裏でわちゃわちゃした挙句解決の糸口になるパターンがほとんどでした。もっと2年生と絡んで欲しかった。まぁ、第1シーズンでの上級生との絡みの無さを比べれば成長ですかね。

  そしてもう一点はラストの無理矢理感。モールド先生ぶれっぶれやん。結局アガサだし。せっかくエセルがこっそりやっていた事は丁寧に描いたのにもったいない。実質来た回とラスト2話だけでしたからね。

 

  さて、次のシーズンでは3年生になるのでしょうか。学校の危機は描いたので、今度こそアガサが復活しそうですね。というか、それ以外何もなさそう。