新米の一歩目

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アンという名の少女 シーズン2 第8話感想

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2-8「事実を認めまいとしてもがく」

 

  プリシーが先生と結婚するらしい。その噂によってアンやダイアナら女子生徒は自分達が結婚するその時を思い浮かべる。

  

  バッシュは小売店へと向かっていた。無理矢理抜歯をした後が痛むのだ。しかし店員は何も売ってくれなかった。明らかに置いてあるのが見えている塩でさえもー偏見は本当に面倒だ。店員はボグ地区へ行ってろと言ってきた。お前の同類がいると。

  その言葉を聞いたバッシュはその足で学校へと向かい、ギルバートを呼び出した。ボグ地区の事を聞くために。ギルバートはボグ地区へ行くべきでないと言い張ったが、この国では孤独に近いバッシュにとってボグ地区を無視する事は出来ない。ギルバートは先にシャーロットタウンにある歯医者へ行く事を条件に、ボグ地区を教える事にする。

 

 

  出発前の鉄道にはマリラが乗っていた。シャーロットタウンへ行き、目を見てもらうためだった。頭痛の原因かもしれないのだ。しかし何やら口論が起きているようだ。見てみると、そこにいたのはギルバートとバッシュだった。口論の原因はバッシュだった。チケットを買っているのにも関わらず、駅員がバッシュを差別し列車に乗せようとしないのだ。そこにマリラが助け船を出した。見て見ぬ振りなどせず、2人を列車に迎え入れた。

 

  学校ではまたもやビリーが問題を起こしていた。コールの手首を折った張本人だ。ビリーはコールの粘土を奪い取ってからかっていた。返せと叫ぶコールに向かって粘土を投げつける。粘土は軌道をそらし、窓にぶつかり、窓を割った。

  その音を聞いて先生がやってくる。あろうことか、先生はコールに弁償するよう命じた。当然、そんな金は払えないコール。先生は代わりにコールの手を痛めつけようとする。が、コールは強かった。ビリーに文句を言い、決して手を差し出さなかった。はっきりと拒否し、学校を出て行ってしまう。

 

  ギルバートが訪れたのは父の知り合いの診療所だった。ワード医師はバッシュを差別せず、すぐに診療に取り掛かってくれた。見たところ感染症による熱が起きており、注射を打つ事になった。注射を見た途端、ギルバートが倒れる。

  ワード医師に起こされたギルバートは医者を目指している事を告白し、助手として雇ってもらうよう頼んだ。ワード医師は快く承諾し、バッシュがボグ地区に行っている間に今後の話をする事になる。

  

  コールが出て行った事により授業は中止となった。アンはいつもの隠れ家にいるコールを訪ねる。コールは先生が同性愛者である事を見抜いていた。プリシーとの結婚はそれを隠すためだとも。だからこそ、同族嫌悪でコールばかりに辛く当たるのだ。アンはコールが本当の事を教えてくれた事を感謝し、"もし将来お互い結婚しなかったら互いにプロポーズしあおう"という約束をする。

 

  眼科から老眼鏡をもらい、帰り道を歩いていると、マリラは質屋の前でブローチを見つけた。かつて借金を返すために質に出した家族の宝だ。マリラはリンド夫人からの援助も得て、ブローチを取り戻そうと店に入る。

 

  ボグ地区に入ったバッシュ。噂に聞いていた通り黒人が何人もいた。バッシュはそこである黒人男性と会う。それは列車で働いていた男だ。男はバッシュにイラついていた。自分は白人に命じられるまま働かされているのに、なぜこの男は白人に可愛がられているんだ…男は思わずバッシュに殴りかかった。バッシュは…殴り返さなかった。何故、自由になったのに奴隷のような扱いに甘んじているのだと訴え、その足で汚れた服を洗いに行った。

  洗濯屋では何人かの女性が入ってくる。女性達は最初こそ素っ気なかったが、それでも暖かく、バッシュを迎え入れてくれた。そして自分の服を預けたその時、ギルバートがやってきた。明らかに態度が硬化する女性達。彼女らは黒人でも1つしかないという黒人でも使える宿屋を2人に案内する。

 

  プリシーの母はプリシーの結婚に反対だった…いや、結婚というより、結婚により進学を諦めるしかない事に。しかしプリシーは

聞く耳を持たなかった。いつか進学するから、と。

 

  一方アンはマシューと2人きりの夜を楽しんでいた。禁止されていたオーブンを使い、バッシュからもらったカレー粉を使って料理を作った。とても楽しかった。しかし、その後の事だった。マリラのクローゼットから偶然見つけたベールを破ってしまったのだ。

  帰ってきたマリラにはすぐに謝った。マリラは怒らなかった。これは母から子どもへと受け継がれる花嫁道具、つまりアンのものだったのだ。

 

  

  やがて結婚式の日がやってきた。小さな協会に沢山の人が集まる。扉が開き、花嫁姿のプリシーが入ってくる。しかし、誓いのキスをする直前、プリシーはその場から逃げ出してしまった。アン達クラスメイトが追いかける。プリシー雪の中でうずくまったかと思うと、とつぜん笑いだした。その姿を見てアンらも思わず笑ってしまう…

 

 

  事態が動き始めた第8話です。先生とプリシーの関係、コール、バッシュの差別問題、それぞれが一気に来ました。ここで注目なのはやはりコールが見抜いた"先生もまた、同性愛者である"という事。まだコールとアンしか知らない秘密ですが、最終的に(多分)結婚しなかったので、次あたりに絡んで来そうです。

  ちなみに、バッシュとギルバートが泊まった宿は結局なにもありませんでした。洗濯屋で出会った若い従業員のメアリーの店で、バッシュが彼女に惚れているだけでした。絶対寝てる間に身ぐるみ剥がされると思ったんだけどなぁ。