新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

ロンドンには変わった人がいっぱい。変わった熊もいるかも。

パディントン(字幕版)

 

パディントン」(原題 PADDINGTON) 主演 ベン・ウィショー

 

 かつて、暗黒の地ペルーに探検家がやってきたことがあった。探検家はペルーで見つけた熊を狩ろうとしたが、その熊達に高い知性と文化的な側面があることを知り、彼らに人間の文化を伝え、帽子をプレゼントすることのみに留まった。

 それから数年…探検家と交流した2匹の熊は甥の子熊と生活するようになっていた。甥も含めた三匹の好物はあの日探検家にもらったマーマレードだ。マーマレードを作り、食べ、ゆったりと過ごす。それは3匹にとって幸せな時間だった。しかし、幸せは突然崩れ去ることになる。大きな地震がペルーの地を襲い、かつて帽子をもらった熊パストゥーゾが死去したのだ。それをきっかけに叔母熊ルーシーは甥に新たな人生を送らせる事を決意する。行先は…かつて探検家が教えてくれた街ロンドンだ。ロンドンでは駅で困った子どもがいると助けてくれるという。きっとその町なら甥も幸せになれるだろう。

 だが現実は厳しかった、当然ながら駅に一匹いる熊を助けようとする人なんていない。やがて夜も更け、途方に暮れる子熊…そんな時に彼に声をかけてくれたのがブラウン一家だった。ブラウン一家にパディントンと名づけられた子熊との新生活、態度こそ紳士的だが人間界の知識が足りていない彼のいるブラウン家はトラブルだらけ、それでも、彼をきっかけにブラウン家は絆を深めつつあった。しかし、そんな中パディントンの命を狙う影が一つ…

 

  

 Amazonのプライムビデオで見ることができるファミリー向けコメディ映画の「パディントン」第一作目です。「ハリーポッター」シリーズのプロデューサーの作品という謳い文句が使われていました。

 原作はイギリスの作家マイケル・ボンドによる「くまのパディントン」という作品。全世界で3000万部以上も売り上げられている世界的に人気の作品(及びキャラクター)です。その人気のほどはというと、パディントンの名前の元ネタになっているパディントン駅には彼の銅像があるほど。

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 さて、「所謂」ファミリー向けコメディを地でゆく今作。新しい出会いをきっかけに家族の関係が上手く行きはじめ、しかし勘違いでその出会いの相手がいなくなり、その存在の大きさを知り、巨悪から取り戻す。そんなベタな展開がしっかりと盛り込まれています。そんな”使い古された”ストーリーだからこそ、要所要所のコメディシーンや感動シーンをうまく描かないとキャラクターの人気に乗っかっただけの駄作となってしまうので、それを如何に面白く描けるかはとても重要になってきます。

 では、今作ではどうなのか…?ずばり、面白いです。まぁ2作目がすぐに出るくらいですからね、今となっては折り紙付きな訳ですよ。今作で面白いのはやはりパディントンが巻き起こすトラブルに他なりません。歯ブラシを歯ブラシと知らず耳に突っ込み耳垢を取ったり。トイレを詰まらせて洪水を引き起こしたり(画像参照)。正にどうしようもないトラブルが発生するのですが、そこにパディントンの礼儀正しさが融合するから面白い。ブラウン家の大黒柱ヘンリーが歯を磨いていると

「ヘンリーさん、耳ブラシで歯を磨くなんて面白いことをしますね」

と言ってヘンリーを真っ青にしたりしてくれます。

 また、設定をしっかりと活かしているのも好感触。ヘンリーの妻メアリーの思い浮かばないヒーローの顔や、パディントンの非常食を狙う鳩など、最後にはキッチリ意味を持たせてくれます。

 

 正に家族で楽しめる一本です!

 

 

パディントン(吹替版)

パディントン(吹替版)