新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

デアデビル シーズン3 最終話感想

youtu.be

 

3-13「もう一度3人で」

 

 

 ラジオではデアデビルを非難する声が放送されている。そして、その声は電撃発表を控えたフィスクが誹謗中傷の被害者だと擁護している。

 一方デアデビルはフィスクの部下を尋問し、情報を集めていた。男が語ったのは”ヴァネッサがナディーム殺しを命じた事””フィスクがウィン捜査官殺害を命じた事”そして”ジュリー・バーンズという聞き覚えの無い人物の殺害を命じたこと”だ。

 

 フォギーは苦しみつつも、警察にフィスクを殺そうとしている人物がいると報告した。マットが逮捕されるのは辛いが、親友が道を違えるのはもっと辛い。警察はもちろん乗り気でなかった。この期に及んでフィスクを守るなんて…だが、善良な市民が殺人を犯すのも黙って見ていられない。

 フォギーが拠点に戻ってくると、携帯に電話がかかってきた。どうやらFBIから呼び出されたようだ。おそらくフィスクだろう。カレンがフォギーを止めるが、”全うに生きたい”というフォギーの信念の元、FBIに向かう。

 FBIではデックスが待ち受けていた。デックスに連れられた先にいたのは……ナディーム夫人だった。逃げたはずでは…ナディーム夫人はFBIの声明”ウィン捜査官を殺害したのはナディーム捜査官で、抵抗されたため射殺した”というものを信じており、捜査に協力するため戻ってきたのだった。フォギーはナディームの弁護士ということになっていたため、呼び出されたのだ。

 部屋の中に残されたフォギーと夫人。怯えながらも真実を知りたいと語る夫人は手元の紙にこう記した

”聞かれている…サミ(息子)を守るため来た”

 どうやら夫人は騙されたわけではないようだ。夫人は既にナディームの最後のビデオを受け取っていたのだ。フォギーは夫人からビデオの入ったスマホを受け取る。

 

 一方、デックスはマットから電話を受けていた。マットは彼の過去やジュリーの話を聞かせ、デックスを煽る。ジュリーの話は効果てきめんだった。

「無実の人を殺したと知ればジュリーは失望するだろうな…彼女が生きていれば」

その言葉に怒るデックス。マットは続ける。

「フィスクが彼女を殺させたのだ…行ってみろよ…キャナルプレイス16番地に」

 

 スマホの動画人は妻と息子への最後の言葉…そして臨終供述(ダイイングメッセージ)が残されていた。”フィスクが自分とFBIへの共同謀議のほう助を強要した”から始まり、協力者のわかる限りの名前。ハトリーがウィンを殺害したこと。フィスクの手下のマニングがウィン捜査官の遺体を処理したこと、家族の安全をネタに脅され始めた事、デックスを教会に送ったこと、彼がブレンティンを襲ったこと、彼が偽のデアデビルであること…そして妻を生かすため、自分を怪物呼ばわりして、何も知らないふりをしてFBIに行って弁護士を呼べと指示し、動画は終わった。

 伝聞法則の証拠は裁判では効果をなさない…が、実は臨終供述だけはその例外だった。死を前にした人が嘘を吐くとは思えないからだ…つまり、これがあればフィスクに対抗できる。カレンは動画データをブレンティンに持っていく。

 

 キャナルプレイスに訪れたデックス。屋上ではデアデビルが耳を澄ませている。そこには冷凍された男の遺体と…ジュリーの遺体があった。叫ぶデックス。そこにデアデビルが再び電話をかける。当然、デアデビルの仕業だと考えるデックス。

「よく考えろよ、誰がお前をホテルの任務に?ジュリーの情報収集は?…お前を殺人鬼にするのにフィスクにとって彼女は邪魔だったんだ…今夜、奴は結婚するつもりだ…やつに幸せになる権利があるか?」

 

 ホテルの地下に一台の車がやってきた。既にフィスクの招待客が入場を始めており、警戒されている。車から顔を出したのは有角のデアデビルだ。デックスだと気づいた捜査官だが、助手席をみて息をのむ。デックスが優しい声で話しかけているのは、凍り付いている女性の遺体だ。

 

 式は順調に進み、誓いのキスがなされる中、デアデビルもまた、地下から潜入を開始する。地下の警備は倒されており一台の車の中にはジュリーの遺体が残されている。

 新郎新婦のファーストダンスが始まる。招待客も笑顔で二人のダンスにスマホのカメラを向ける…すると、スマホの画面が突如切り替わった。画面に映っているのはナディームの臨終供述だ。不安に駆られるフィスク。ヴァネッサに励まされ、動じないようにダンスを続ける。

 ダンスに割って入るように、ステージにデアデビル…デックスが姿を現した。

「ジュリーと俺の祝福だ」

そう言ってマイクをフィスクに向かって飛ばすデックス。間一髪、マットのお盆がマイクの軌道を逸らす。

 人々が逃げまどい、護衛がデックスに攻撃する。ハトリーであろうと容赦なく倒してゆくデックス。フィスクの自室では、ヴァネッサが今は逃げるべきとフィスクを説得している。

 

 デックスがFBIと争っている間に、マットは隠し部屋に潜入し、警察の介入を防ぐためエレベーターを停止していた。そして…フィスクの前に立ちふさがる。争いあう2人、そこにデックスがやってくる。先にヴァネッサを始末しようとするデックス。マットがそれを止め、3人の争いが始まる。

 先に倒れたのはデックスだった。やがてマットがフィスクを押し倒し、顔面を殴り続ける。

 「もうやめて!」

 ヴァネッサの声が響き、マットの手が止まり、行き場のない怒りが叫び声をあげる。

「ペイジもネルソンも殺すまで追い続ける。お前の正体も公表してやる」

 血に塗れながらも呟き、マットに殺させようとするフィスク。しかし…マットは殺害しなかった。お前の為に堕ちるものか。と叫び、ナディーム殺しを命じた妻を追い詰めない事を条件に自分の秘密とカレン、フォギーの安全を約束させる。

 やがて警察がやってきて、フィスク、デックスを含む関係者を逮捕した。フォギーとカレンはフィスクが生きている事に感謝した。

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

  盲目の弁護士はコスチュームではなく、スーツを纏い、マギーのいる教会にいた。男は今まで間違った選択をし、多くの人の心を傷つけていたことを知った。もう、母への怒りはなかった。

 やがて行われた葬儀では、この男がスピーチをした。葬儀には男の友人もいた。男は神父がかつて語った”恐怖”について話した。”恐れを知らない男になる勇気を持て”、それが彼が遺した助言だった。

 

 葬儀が終わり、晴れやかな時が流れた。フォギーはカメラの前で選挙戦を降りることを宣言した。タワーはテオを騙した銀行を訴えてくれることになった。テオは借金さえ返せば犯罪者にならずに済むことになった。ネルソン精肉店には親族だけでなく、マットやカレンも集まっていた。

 マットはアパートに帰ることを決めていた。”彼”の生活は充実していた。だが、仕事がない。

 「いいことを思いついた」

フォギーが呟き、ナプキンにこう書いた。かつてのように

”ネルソン・マードック&ペイジ”

 誰も反対するはずが無かった。これが、新たな始まりだ。

 

 

 

 

 一番登場人物たちの関係がこじれまくっていたデアデビルですが、ここにきてなんと最高の終わり方をしてくれました。今までマットの暴走や、マットが何も語ってくれないことにカレンとフォギーが怒って…って展開が大半なので、今回の”守る対象”から”共闘する仲間”に変わったのが展開的に大きく、マットの心情の変化があったことで綺麗な終わり方に落とし込めました。

 一応、3人の幸せエンドの後に第4シーズンフラグがあったのですが、別に以外でも無かったし、綺麗な終わり方だったので記載しませんでした。ちなみに内容としては、フィスク戦で脊髄がやられたデックスの手術シーン。最後に目を見開いたデックスの瞳がブルズアイマークになっているというもの。まぁ、今回は偽デアデビルとしてでしたしね。

 

 正直な話、最後にデックスにフィスクを攻撃させたシーンに関しては納得いきませんでした。ナディームの証言でデックスは負けていましたし、結局フィスクやヴァネッサを襲うデックスからマットが守っていたのでデックスがいなかったらもっと上手く解決できたんじゃないかと思わずにはいられないです。

 ちなみに、最後のスピーチの恐れを知らない云々はデアデビルの別名。マベストでも恐れ知らずストライクって技があるくらいですからね。というかdaredevilって単語事態が命知らずって意味。

 ルークが悪に走り、ダニーがよく分かんない念能力者みたいになった今、超安定して次の作品が楽しみになれる一本でした…そういえばマットさんもう全然エレクトラ思い出してないね。