新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

夫婦の愛は、黄泉をも覆す

DESTINY 鎌倉ものがたり

 

DESTINY 鎌倉ものがたり」主演 堺雅人

 

 売れない作家一色正和は年の離れた若い女性、中村亜紀子と婚約し、新婚生活を送り始めた。2人が住み始めたのは深い歴史の刻まれた町鎌倉だった。亜紀子は知らなかったが、鎌倉という町ははるか昔より続く歴史の影響からか、妖気が満ちており、”幽霊”や”妖怪”が平然と闊歩している土地だった。亜紀子は初めての体験に困惑するものの、持ち前の明るさと人懐っこさで鎌倉の奇妙な生活になじんでいった。

 妖怪に転生した編集係の本田や死神、貧乏神など様々な出会いを繰り返しながらも愛を深めあう2人、しかしある日、亜紀子の身体に異常が起きてしまう。それは何者かの仕業だった。亜紀子は”それ”に転ばされた。その時、魂と体が分離してしまったのだ。亜紀子は必死に身体を探したが、見つけることが出来なかった。結果、亜紀子は幽霊とみなされ、黄泉の国へ連れていかれることになってしまう。正和と亜紀子の、次元を超えた愛が試される時が来た。

 

 

 2017年の12月に公開された本作、大ヒットした「ALWAYS 三丁目の夕日」と同じ西岸良平の漫画を原作とし、監督もまた、同作品と同じ山崎貴作品という事で大きく話題になりました。そんな作品が早くも金曜ロードショーで放送ということで、早速視聴致しました。

 

 異常な日常が気持ちよく、面白い

 妖怪と幽霊、人間が平然と同じ場所にいる空間という風変わりかつ面白い設定が魅力的な本作。心霊捜査課なんてものが普通にあって誰も驚かなかったり

「最近は妖怪のお得意様もできたのよ」

なんてセリフが普通に出てきたりします。ドラマや多作品と大きく異なっているのは”それが日常”ということ。登場人物達だけが知っているものとか、秘密とかではなく、町全体がそう認識しているところに面白さがあります。感覚的に言えばSFを見ている感じでしょうか。あくまで登場人物にとっては普通なんですよね。そんな中で、亜紀子は鎌倉にきてまだ浅いため、我々視聴者と同じ立場にたってくれているおかげで自然な解説へとつながっており、上手いことこの不思議な空間に入り込むことが出来るようになっています。

 良いキャラしているのはやはり死神でしょうか。我々の思っている死神とは大きく異なり、普通の若者な見た目をしています。性格も軽い。あくまでも”死神という職業”であることが上手く徹底されています。仕事だから不具合があった時はちゃんとこちら側なのも良い。

 しかし、それでも描いているのはあくまで夫婦愛の物語なんですよね。”我々にとって”異常なだけなので、この世界に住む彼らにとって妖怪は主題になり得ないんですよ。主題はあくまで夫婦愛、これに徹しているのがすごいです。

 

 

 高畑充希が永劫に可愛い 

 作品の魅力がたっぷりなのは語った通りなのですが、この要素がかなり強いです。正直、今までは高畑充希がどうこうとか考えたことが無かったのですが、今作で一気にファンになりました。妖怪を怖がって正和に甘えていたり、貧乏神を受け入れたり、電車オタクの正和をしかったりと数々の表情を見せてくれます。それがね、可愛いんですよ。どれをとっても可愛いんですよ(語彙力)。まじでそれだけでも永久に見てられる。

 

 

 正直、今作の世界観をここだけで終わらせてしまうのは非常にもったいないように感じました。スピンオフ作品とかつくれますよね、夜市の出来事とか、貧乏神以外の神様の話とか、可能性は無限大な気がします。話題性に負けないほど、しっかりしていて楽しめる一本でした!

 

 

 

DESTINY 鎌倉ものがたり [DVD] (通常版)

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