新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

それは、幸せの歴史と伝統が詰まったホテル

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「ミス・クリスマス」(原題 You Can't Fight Christmas) 主演ブレリー・エヴァンス

 

 チェスタートンホテルの装飾係であるレスリーは、毎年のクリスマスにホテルの飾りつけを担当していた。普段はガラガラのこのホテルだが、クリスマスの時期だけは一番で、いつも満室だった。

 しかし、ある年のクリスマス。支配人の孫エドマンドが後を継ぐため帰ってきた。エドモンドは仕事のパートナーであるミリセントと共に、ホテルをもっとビジネス向けに、近代的に変えるつもりだった。その計画の中には…クリスマスの廃止も含まれていた。

 そんなことも知らず、ただホテルを改革しに来たと思っているレスリーは偶然の出会いから、エドマンドといい雰囲気になってしまう。エドマンドもまた、完全なビジネス向けになってしまう事には悩んでたが、ミリセントの強引なやり方に逆らえないでいた。

 だが、幸か不幸かレスリーは改革計画を知ってしまうことになる。伝統と思い出が詰まったホテルを守るため、レスリーが立ち上がる。

 

 

 TV ONEというケーブルテレビ局が2017年に製作したクリスマス・コメディ映画「ミス・クリスマス」です。視聴はNetflixです。

 クリスマスが大好きな女性と現実主義で祝日が嫌いな男性のロマンスです。局の製作というだけあって低予算なのか舞台はほとんどホテル内部で行われますが、しっかりと組み立てられた物語になっています。気になったのは、看板だとかホテルの名前をセットじゃなく、他の看板などの上に合成していて見栄えがね…仕方ないとはいえ、気になってしまいました。

 

 奇跡の力ではない、それがニクい

 クリスマス映画の定番は、もうだめだ…みたいな状況で起きる”奇跡”にあります。それは、人脈がもたらしたものの場合もありますし、神のもたらした奇跡的な場合もあります。実際は、それこそが魅力的であり、クリスマス映画自体が”何でも許せる空気”になっているってことですね。奇跡が起きてなんぼとはいいませんが、それが起きてこそみたいな。

 

 しかし、今作にはそれがありません。なぜなら、主人公であるレスリーこそが”奇跡を演出する側”であり、クリスマスを作り上げる側だからです。そして、そのデザイナーという設定が本当に巧くできており、奇跡が無くても十分なクリスマスらしさを演出する手伝いも兼ねております。自分で掴み取る幸せってのもいいですよね、レスリーがしっかりした女性なので似合っています。かっこいい。

 

 今作でいいキャラクターをしていたのは悪役であるミリセント、これに尽きます。ミリセントは堅苦しく、真面目なキャラクターとして描かれていますが…ええと、完璧主義の割にだいぶアホの子です(笑)

 例えば、一緒にいるものの付き合ってはいないエドマンドが好きな彼女、自分と結婚するメリットのプレゼン資料をまとめてしまいます。エドマンドは当然のように引いてますけどね。後は自分がレスリーを騙そうとしていたのにレスリーサイドからはあっさり騙されたりね。あんな分かりやすい罠に引っかかるのも珍しい。悪役なので、もちろん悪い(悪い?)ことをするのですが、”憎めない”系のキャラクターなので、彼女にも是非幸せになってほしくなっちゃう言い性格してます。

 

 ”奇跡じゃない”クリスマス映画、面白いです!

 

 

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