新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

偽物の恐怖、本物の恐怖

フィアー・インク(字幕版)

 

「フィアー・インク」(原題 FEAR.INC) 主演 ルーカス・ネフ

 

 

 金持ちの彼女の元でヒモ生活を続けているジョー。ある日彼は、彼女とデートで行ったホラー・バーでおかしな男から名刺を受け取った。「フィアー・インク」…依頼者に合わせた恐怖体験をプレゼントする刺激を求める人向けのサービスだ。ジョーは興味本位で依頼してしまった。それが、行き過ぎた真の恐怖へのきっかけとも知らず…

 

 Netflixで配信されているホラー作品「フィアー・インク」です。ホラー映画オタク相手に実際にホラー体験をさせるというドッキリ番組っぽいテーマで描かれた少し変わった作品となっています。

 

 嘘と現実が交差する

 

 今作の主人公ジョーはヒモということもあってめちゃくちゃ軽薄な男です。しかもホラー映画が趣味ということもあり、なんともまぁ…ホラーな展開になりづらい!ホラー映画において致命的なキャラクター!

 今回、被害にあうのはジョーだけでなく彼女のリンジーと二人の友人夫婦も含まれています。しかし、どんなに周りが騒いだり警察に連絡したりしようとしてもジョーはヘラヘラ。まぁ依頼したのは自分ですしね。でもですよ、たとえ演技と知っていても平気で友人の腕を切り落としたり腹を掻っ捌くって…やべぇ奴ですよ。

 そんなんだからジョーが「フィアー・インク」が本気でやばい集団と判明しマジでビビり始めてもなんだかなぁって感じだったりします。というかビビり始めるの遅いよね。友達を(演技と思ってたとはいえ)殺した後ですからね。

 

 

ビビってからが本番。ラストまで目が離せない

 

 今作はホラーといいながらぶっちゃけ全然怖くないので、見どころはジョーが完全にビビってからが本番となります。

 というのも、ビビり始めてからは「フィアー・インク」のやばさは本物なのか?演技なのか?という混乱が視聴者に襲い掛かるのです。それは本当のギリギリまで描かれるので、緊張感を持って見ることができます。

 あ、襲いかかると書きましたが、ジョー達には物理的に襲い掛かってきています。

「だったら演技ではないか?」

という話ですが、ジョーが”あること”をしてしまったからそういう訳にはいかなくなっているんですよね。

 

まとめ

 

 びっくりするほどのB級作品ですが、物語のアイデアとしては非常に面白いものとなっています。ドッキリ番組とかでやったら絶対面白いですよね、というかもうありそうですよね。悲しいのはやはり(主人公のせいなのか)どうしても軽い作品になってしまっていることでしょうか。軽いのは冒頭だけでよかったと思うんですよね。

 

 

フィアー・インク(字幕版)

フィアー・インク(字幕版)