新米の一歩目

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狙うというなら、やり返すまで。

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「POLAR/ポーラー 狙われた暗殺者」(原題 POLAR) 主演 マッツ・ミケルセン

 

 

 

 あらすじ

 引退を目前にした凄腕の暗殺者ダンカン。田舎町で平穏な暮らしを送っていた彼だが、ある日突然、その命を狙われることになる。我が身を守るため、大切なものを取り戻すため、ダンカンの大暴れが始まる。

 

 

 

キングスマン」で「ジョン・ウィック」な明るい殺伐作品

 今作のストーリーは「ジョン・ウィック」的なそれ。引退したかったのに襲われたことで返り討ちにせざるを得なくなるというストーリーです。ちなみに、襲われた理由はこういう類のストーリーの中でもトップクラスに理不尽です。ダンカンさん全く悪くない。

 

魅力

 そんな今作ですが、特徴としてはコミック感と残酷さの見事な融合にあります。まさに「キングスマン」ですね。敵のボスや暗殺部隊なんてのはかなりコミック的ですし(冒頭の人物紹介はボーダーランズ感もあります、絶対影響受けてる)、ダンカンのアイパッチ姿もかなりキャラクター感がありますね。しかし戦闘はかなりガチなのです。攻撃されれば傷つくし、戦いはまさに命がけのものです。凄腕でもスーパーヒーローではないですからね。

 

シンプルながらに哀しい物語

 

 実は、今作は暗殺やアクションが全面に押し出されていながらも、ダンカンの引退後の生活がかなり丁寧に描かれています。カミールという近所に住む少女との関係(最初気づかなかったけどヴァネッサ・ハジェンズ!)が深まり、一緒に過ごすことが多くなったこと。”葬儀屋”と嘘をついたことで、近所の学校で世界の葬式について話さなければいけなくなったことなど描かれます。ちなみに葬式トークはお堅いダンカン爺さんの数少ないコメディシーン。葬儀屋だっつってんのにククリ刀の使い方を小学生に教えたり、”アフリカ人はどんな色の服を着ているんですか?”という小学生の純粋な質問に対して”赤と白だ”(白いシャツに血がついてるだけ)という適当な返しをしたり、ホルマリン漬けの内臓の写真を見せてあげたり…トラウマんなるわ!!…まぁ、ちびっ子たちはテンション上がってましたけど…

 

 …と、葬儀屋話はさておき、そんな風にかなりしっかりダンカンの日常を描いてくれているので、それが破壊された時のダンカンの怒りはしっかりと共感できます。さらに日常を描いている間も、暗殺部隊によるダンカン捜索ストーリーが展開されますので、残酷需要もしっかり満たしてくれます。さらに、その日常シーン…主にカミールとの関係はラスト、予想外のところで終結を迎えます。なるほどっ!!って感じですね、ただの守る対称のか弱い少女じゃないのがニクイです。続編にも期待できるのがまた良いですよね。

 

 

まとめ

 

 殺伐としながらも明るく渋いという不協和音になりそうな要素を見事に混ぜ合わせた本作。大人向けながら是非とも見てほしい一本となっています。上述した通り続編のポテンシャルも十分に備えているほどのものなので、今のうちに見ておくことをおススメしたいですね!

 

 

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