新米の一歩目

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友情か、意地か

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「ザ・ブレイカー・アッパラーズ ~別れさせ屋の私たち~」(原題 The Breaker Upperers) 主演 マドレーヌ・サミ

 

 

あらすじ

 別れさせ屋として活動するジェンとメル。仕事は順調、以来は殺到だった。しかし、メルに惚れる依頼者やかつて別れさせられて傷心だった少女と出会ってしまい、メルの心に罪悪感が芽生え始める。

 

概要

 ニュージーランド発、Netflixオリジナルのコメディ作品「ザ・ブレイカー・アッパラーズ」です。別れさせ屋というちょっとおかしな職業を通してメルとジェンの友情が描かれます。

 

仕事、友情、恋

 アラフォーのジェンと幾分若いメルの世代間のギャップを描いた本作。仕事を仕事と割り切れるジェンに対し顧客や関わった相手に入れ込んでしまう未熟なネモの差を丁寧に描きます。この年齢差を描くのが本当に巧みで、上述した特徴以外にも、若者についていけないジェンや、後先考えない行動に出てしまうメルなど、随所に2人のギャップが分かる表現がされています。

 コメディ映画でかなりとっちらかった印象を受ける本作ではありますが、物語が進行していくうちにとっちらかっている物語は綺麗にまとまり、一つの物語として十分に完成されたものとなっているのでそういった点でも好感触です。

 

コメディでありながら現実

 コメディ映画という事もあってかなりコミカルな要素が多い本作。まず、ジェンとメルを取り囲む人がかなり個性的です。メルに惚れてしまうジョーダンの別れたい”繊細”な彼女セパは”繊細”というにはめっちゃ強い女ボスだったりね。出オチ感が強い。もちろん、掛け合いや展開にも笑える要素がたっぷりです。警察署のシーンは爆笑でした。

 そして、コメディ映画には大抵ヒューマン的な要素が盛り込まれているものです。今作もまた、メルとジェンの友情という主題でヒューマンドラマが盛り込まれています。今作はあくまで”おかしな日常”を描いたものであるため全てが無かった事になったりなど都合のいい展開は訪れないのです。つまり何が言いたいかというと、今作で提示されているのは”新しい幸せの形”なのです。もしかしたら、今作のラストは一般的には理想とは言えない結果かもしれません。しかし、彼女たちが不幸せかどうかは…彼女たちの表情を見ればわかります。

 

まとめ

 ニュージーランド発の女の友情を描いた本作。年齢差のある2人でありながら、対等な関係で描かれているので、しっかり友情の物語として物語を楽しむことが出来ました!